iPod用オーディオブック(速聴版)の作り方

速聴はよさそう、かも?

 最近は英語が少なくとも聞き取りぐらいはできるようになりたいと強く思っています。速聴をすると上達が早いかもしれないと思って、ちょっと自分もやってみようと思いました。実際に効果があるのかどうかまではわかりませんが、脳を活性化させるのにも良さそう?です。

一番の問題点

 一番の問題は自分が面倒くさがりで、三日坊主だということw。

 そこで、こういう試みを成功させるためには

どこでも聴けるようにする

ということが一番重要だと思ったので、持ち運びにも便利そうなiPod nano Blackを購入。 

 せっかくiPodがあるので、どうせならオーディオブックにしちゃいましょう。ただ、オーディオブックにするには自分の知識だとMacが必要です。なんですが、それまで速聴用のデータはWindowsで作っていたので、コラボレーションすることにします。もしかしたら、Macでも速聴用のデータが簡単に作れるかもしれません。

用意するもの

  • オーディオブックのCD
  • WindowsとMac (最近はParallels Desktopなんていうのもあるので、Mac一台でもOKですね!)
  • iTunes for Mac(ふつうにMacについてきますね)
  • chapter tool beta
  • Join Together
  • GoldWave

手順

  1. 上記ソフトのインストールchapter toolは/user名/Music/ChapterTool/というフォルダを作って展開します。
  2. iTunesでリッピングiTunesでリッピングをするのですが、このときwavファイル形式でトラックごとにリッピングをします。
  3. GoldWaveで速聴データの作成
    1. GoldWaveでバッチ処理をさせるのですが、そのまえに処理内容を登録するために一つファイルを開いて、メニューの[Effect]-[Time Warp]を選択。
    2. 2倍速にする場合には画面一番上[Change]を200.00に。
    3. 画面の真ん中の[Similarity]を選び、[Window size]を15.0、[Search range]を15.00に(一応2倍速だったらこれぐらいの数値がいいのではないかと)。
    4. 画面一番下[Presets]のところに自分のわかりやすい名前を入れて、[+]ボタンを押せばこの状態が登録できます。
    5. 先ほど開いたファイルをメニューの[File]-[Close]で閉じましょう。
    6. メニューの[File]-[Batch Processing…]を選び、先ほどリッピングしたデータが入っているフォルダを選択します。
    7. [Process]欄で[Add Effect…]ボタンを押して、先ほど登録したTime Warpの処理を選択。
    8. [Folder]欄で作成したファイルをおくフォルダを指定します。
    9. [Begin]ボタンを押して処理を開始します。結構時間がかかるのでコーヒーでも飲んでまったりします。
  4. iTunes + Join Togetherで結合 → オーディオブックに
    GoldWaveできたファイルをiTunesにDnDします。このときに、iTunesのライブラリにコピーするオプションは外した方がいいと思います。
    Join Togetherを起動して、タイトルなど適当な項目を入れて[Proceed]ボタンを押せばできあがり!チャプターを入れたオーディオブックができあがると思います。