付箋について考えてみる 2(付箋とデザイン)

 付箋といえば、最近こんなすてきデザインな付箋を知りました。

花付箋

 個人的にこのデザインがすてきであると思う理由を適当にあげつらってみました(大部分作者さん自身のコメントに書かれてしまっていますが)

  • もちろん外見がすてきであること。
    かわいいですよね。
  • さりげなく色分けが可能であること。
    機能美ですね。
  • なんだか使うのが楽しそうに感じること。
    この「なんだか」っていうのが、それを見た人が使う瞬間をイメージさせてしまうという点で重要な気がします。
  • 花びらをちぎっていくようなということで儚さを感じさせること。
  • 子どもの頃やったように???スキ・キライ・スキ・・・のあの感覚を思い出させてくれるように感じること。
    楽しく、儚い?まさにこの感覚です。

つまり「外見 + 機能美 + 使う場面を想像した楽しさ」というデザインに必要なものの大部分が含まれていると思ったからでした。

 自分はこういう「ユーザー指向的デザイン」が大好きだし、こういうところを技術をやる人は考えていかないとと思っているところです。大切なのは「ユーザー体験」。MicrosoftがXPの時から言い始めて最初はいいたいことがよくわかりませんでしたが(というか違和感を感じた)、最近ようやくわかるようになってきた気がします。

 逆にこちらもありきたりですが、欠点として考えたことをあげてみます。

  • 高い。
  • 枚数が少ない。
  • 結局、もったいぶってなかなか使えない

 やっぱり付箋というのは実用的なものですから、もったいぶって使えない(自分だけ?)のは結構問題なんじゃないかなぁと思ったりします。インテリアなんだよといわれればそれまでかもしれませんが・・・。