「窓絵」と「咲かずとて」を知ったときに鳥肌が立ちました
先日も資生堂のCMでちらっと書きましたが、熊木杏里さんの3rd Album「風の中の行進」が発売されました。

熊木杏里
レーベル: キングレコード
発売日: 2006年9月21日
- それぞれ
- 一期一会
- 風の記憶
- 明け方の操縦士
- 戦いの矛盾 (album version)
- 囃子唄 (album version)
- 流星 (album mix)
- 天命
- ノラ猫みたいに
- 顕微鏡
- しんきろう (album version)
熊木杏里さんを知ったのは2年以上前だったと思います。当時はアルバムの殺風景が出てしばらく音沙汰がない状態だったかな?
熊木杏里
レーベル: バップ
発売日: 2003年3月26日
- 夢見の森
- 窓絵
- やすり
- りっしんべん
- わちがひ
- ル・ラララ
- 咲かずとて
- 殺風景
- 今は昔
- 二色の奏で
- 二人の会話
- 寿
- 心の友~WiLSON~
全体的にメロディーが軽快になったような気がする
全体的にメロディーが軽快になって、すごく楽しい雰囲気が出ています。「殺風景」の頃から考えるとあり得ない感じ(笑)。今回、熊木さんは今まで後ろ向きだったことに気づいたので、前向きに作ったとの旨を話したそうですが、全くその通りになっています。が、軽快になったからといって、内容が薄っぺらくなったということではありません。深い内容は相変わらずだと思います。
「ノラ猫みたいに」が一番のお気に入りかも
この文章を最初に書いたときは、聴き始めたばかりの時だったのですが、「ノラ猫みたいに」が一番好きでした。今でももちろん好きなのですが、他の曲もお気に入りになったということです。
彼女がタイトル候補に「ノラロック」を選んだのも、この曲に一番期待しているというのもわかる気がしました。下に記す二つの部分の歌詞がお気に入りです。
好きなものは好きで 嫌なものは嫌で
きっと それがいつか ぼくを導いてくれるから熊木杏里『ノラ猫みたいに』
心を打ちやぶって 情熱をつかまえて
悲しい約束は 叶わないほうがいい
気ままなふりして 守るもの守って
ちょっとくらい斜にかまえて 宇宙ごとたぶらかす熊木杏里『ノラ猫みたいに』
特に「好きなものは好きで 嫌なものは嫌で」というのと「気ままなふりして 守るもの守って」部分。先日書いたように自分が大事だと思うものを大切にするというようなそんな雰囲気というか、イメージがして、共感しました。
好きなのは、M1, M3, M7 – 10ですが、そのほかの曲もそれぞれにいい味を出す、スルメだと思います。全部書いているときりがないので、楽曲個別ごとの感想は書きません。
いい意味での自己中
アルバム全体に、いい意味での自己中といいますか、あるがままでいいじゃないというメッセージが伝わってきます。きっと、そういうことに彼女自身も気づいてそういう曲ができてきたのではないか?と勝手に類推します。
「新しい私になって」は発売されるみたいですよ
話題の「新しい私になって」はフル楽曲になって11月22日に発売されるようです。