下手でも他人に公開する勇気
以前にも書きましたが、自分にもこの勇気が足りていないなぁと感じています。それこそ、以前からやろうやろうと思っていることを完璧にこなさないといけないと自己暗示して、結局何もできない。「わたしはレンタルお姉さん」で出てくるひきこもりたちと何ら違いません(引きこもりではありませんが)。
最初は下手でもいいというか、その下手さを認める、受け入れられる人は本当に強いなと感じます。ただ、そこで強いなぁ、自分は無理だと終わっちゃうと本当にその通りになってしまうので、少しでも勇気を持てるようにするにはどうしたらいいかということを考えるというか、実践していかないといけない。
ちゃんとやれる人だって最初は不安があったはず。どんなことが起こるのかわからないという漠然とした不安かもしれないし、いきなり罵倒されるかもしれない不安かもしれないし、はたまたまったく誰も反応してくれないという不安かもしれない。それでも下手でもいい、間違っていてもいいと認めてあげることは、実は自分の成長を促すだけでなくて自分を大切にしてあげているという一石二鳥的な面があるのかも。はたまた、自分が他者意識から自由になれるという面もあるかもしれません。
上で考えると書きましたが、考えているとたぶん始められません。始めることの答えはたぶん、、、ただ始めることでしかない。0を1まで行かなくても0.1にする。それがまず第一歩。
書いていて、Joel on Softwareの「射撃しつつ前進」を思い出しましたよ。
たぶんこれが生産性の鍵なのだ: ただ始めること。
Joel on Software 「射撃しつつ前進」
あとは、こんなときに鬼束ちひろの「Rebel Luck」が勇気をくれます(「Sugar High」と「私とワルツを」に入っています)。
幾ら階段を踏み外しても
幾ら迷っても言える
「こんな足でも 歩けない筈は無い」
(略)
自分が自分を見失ったり
絶望に潰れそうな時
思い出すだけ
何にも失くしてない鬼束ちひろ 「Rebel Luck」
そう、恥をかいたとしても、別に何も失くしてないんですよ。何も。