6月1日放送の、ミュージックステーションと僕らの音楽で鬼束ちひろが4年ぶりにテレビに戻ってきました。ミュージックステーションでの様子はYouTubeにも上がっているようです。
おかえりなさいといいたい反面、あの表情を見ていると大丈夫かなぁと心配にもなりました。まだ治っていないのじゃないかなぁと思えるようなそんな雰囲気。治っていないのならゆっくり静養してもらっていいと思うのだけれど、もし歌うことで治ることにつながるのであればそれもそれでいいと思う。
僕らの音楽では短いながらもいろいろな心境を語ってくれました。
- タレント活動的なことをやらないといけないのが辛かった。
- 生きているのが辛かった。
- 小林武史にあって鬱積しているといわれて悔しかったから「everyhome」を書いた。
- 昔書いた歌が上手く歌えなくて、とても心苦しい。
- 今はとても自信がない。
正直、今までの歌を歌っても素人がカラオケを歌ったようになっています。僕らの音楽では「流星群」を歌っていましたが、ただ音を追っているだけになってしまって、力強さが感じられない。それでも、だんだんあとの方になっていくとよくなっているのは確かなので、ある程度歌い込めば戻ってくるでしょう。
そんな状況ですが、そんな状況であればこそ今もただ待つということが大切でしょう。彼女ほどの天才はそうそういないのですから。最近出た曲を見てもそれは遺憾なく発揮されているように思います。アルバム、とても期待しています。
ちなみにPVはこちら。
Yahooには、インタビューも載っています。
Yahoo!ミュージック – ミュージックマガジン – 鬼束ちひろ「聴いてくれる人はもういないんじゃないかと思った」