福井謙一氏の本に触発されて、今まで放っておいた量子化学を学ぼうと思って、以前は挫折した米沢 貞次郎らの「量子化学入門」を読み始めたものの、どうも天下りすぎて気持ちが悪い。最初のところがある程度わかっている状態であるならば、結構いけるのかもしれませんが・・・。
薬学生はまともに数学や物理をやらないのがいけませんね。それがたたって、決定的に数式に慣れていない。それで個人的には最初に読む本ではないのかもと思って、そういえばと思いだし購入してあった、マッカリー・サイモンの「物理化学−分子論的アプローチ」を引っ張り出しました。
これは量子化学から入っていって各論を説明するという珍しい形式の本ですが、結構丁寧に説明してあって、いい感じがしています。まだまだはじめしか読んでいませんが。はじめはこれからやっていこうかなぁと思っています。結構楽しみです。
どうも、自分は学ぶときに同じ分野のいくつもの本を見比べて進めていくのが好きみたいです。