書評: 「続ける」技術

「続ける」技術
著者: 石田淳
ページ数: 167ページ
出版社: フォレスト出版
発売日: 2006年10月20日

 最近分厚いのばかりでなかなか数が進まないので(言い訳)、たまにはこういうのも。30分で読んだ。

 一応、行動科学に基づいたと書いていますが、本自体は科学的では全くない。データを出しているわけではなく、客観性がない。

 それは置いておいて、とりあえずこの本では続けられないのは意思の力がないからではなく、ただ単に続け方を知らないからと書いている。

 この本では行動を2種類に分けている。1つは不足行動。もう一つは過剰行動。たとえば、読書をもっとするのであれば、現時点では不足しているので不足行動。禁煙するのは、現時点で過剰なので過剰行動。

 さらにそれぞれの行動にライバル行動がある。たとえば読書をするのであれば、代わりにインターネットをしてしまうとか。禁煙であれば、喫煙してしまうというのがライバル行動。

 であるからして、続けるためには不足・過剰行動をコントロールし、ライバル行動を削減するようにするような仕組みを考えろという。不足行動にはハードルを高くし、過剰行動にはハードルを低く。

 あと2種類の行動に対して共通なのは、遠くの目標を設定すること。近くの目標を設定すること。プレッシャーになるように周りに公開すること。そしてごほうび・ペナルティーを設定すること。個人的にいいなと思ったのはポイントカードをつけるというのはいいと思った。今までは、わざわざほぼ日手帳に言葉で書いていたけれど、せっかくシールを買っていたので、シールを貼るだけにしようと思う。

 正直、色々なところで耳にたこができることがあるくらい聞いたことのある内容だった(笑)。でも、まとめとしては悪くないかもしれない。

 さて、わたしは昼寝ばかりしてしまうのをどうしたら改善できるでしょうか・・・。

 目標まで残り192冊。このカウントも一応そういうものに基づいてやっているつもり。ただ、中間目標たとえば1ヶ月に16冊、1週間に4冊という目標がないとダメ。来週からはそれを設定する。

P.S.
 日本語がおかしくて、唖然としたので修正しました。