薬学部で教わらなかったこと。それは、考えるということだったように思う。本当は教わっていたのかもしれず、自分の感受性がなかったからなのかもしれない。ただ、とにかくひたすら暗記というイメージしか持たなかった。
でもね、本当は本当はそんなことは教わることじゃないのかもしれないという気もする。
いつの間にか考えるとは無縁に見える世界で、たとえば閃きが重要そうなデザインとかね、そういうところでむちゃくちゃ考えられているということを知ったとき、実は衝撃的だったのかもしれない。
自分は未だに考え方の軸を持っているとはとても思えない。もっと必死になって模索しないといけないと思う。頭をもっともっと使えるようになりたい。未だに、頭を本当に使ったんだーと思った感覚がないから。