「WALL-E」を観ました

実は「ラースと、その彼女」の前に観ていたのですが、 書きそびれていました。
WALL・E/ウォーリー

とてもすばらしい映画でした。

無声映画と変わらないぐらい言葉が少ないのに、こんなにも感情が表せて、大事なことが表せて、さすがPixar、ジョン・ラセターだと思いました。

あらすじは、今から700年後の地球、人は皆ゴミの山のために宇宙へ飛び出していたのでした。
そんな中、一人でゴミを来る日も来る日もかたづけるロボット、WALL-Eがいました。
ゴミの中から見つけたお宝の中の一つ、ミュージカル「ハロー・ドーリ—!」のビデオを観て、誰かと手をつなぐことを夢見ていました。
そこへ謎のロボットEVEがやってきます。

WALL-EのEVEに対する愛情か、友情かわかりませんが、そのけなげさにいつしかEVEも同じような感情を抱くようになる。
たった小さなことが積み重なって、いつしか大切な気持ちになっていく。
それがとても丁寧に描かれていて、途中涙涙で、ラストは祈るような気持ちでした。

そしてきちんと人間の行く末を予期させるような展開も誰にでもわかりやすく描かれていたのが、さすがだと思いました。

そういえば、WALL-Eの充電完了、もしくは再起動の音がMacの起動音で笑えました。
とてもすばらしかったので、もう一度観たいです。