薬価基準収載コード(厚生労働省コード)を使って同一成分規格の薬を検索する

薬価基準収載コードは

医薬品に付けられている番号(コード)の意味

というサイトを参照すると

薬価基準収載医薬品に付けられる12桁(アルファベット1字を含む)の数字です。

医薬品の成分、剤形、銘柄等を表しています。

例)アスピリン  1 1 4 3 0 0 1 X
 

            1    2  3 4  5 6

日本標準商品分類コードの87を除いた数字です。薬効を表します。

成分別の番号です。(内服薬:001-399、注射薬:400-699、外用薬:700-999)

剤形を表す記号です。(内服薬の場合、A-E:散剤、F-L:錠剤、M-P:カプセル、Q-S:液剤、T,X:その他)

1から3によって分類された同一分類内での、規格単位番号です。

同一規格内での、銘柄別に付けられた番号です。

誤記入を検索するための番号です。

そこで8桁まで、たとえば”2171022F”というコードで検索してみよう。すると結果はたとえば以下のようになる。

2171022F1037|アムロジン錠 2.5 2.5 mg
2171022F1045|アムロジン錠 2.5 mg
2171022F1029|ノルバスク錠 2.5 mg
2171022F2033|アムロジン錠 5 5 mg
2171022F2041|アムロジン錠 5 mg
2171022F2025|ノルバスク錠 5 mg
2171022F3021|アムロジンOD錠 2.5 mg
2171022F4028|アムロジンOD錠 5 mg

ここで9桁目に注目すると規格によって数字が違うことがわかる。

すなわち同一成分、同一規格のものを検索したい場合には、薬価基準収載コードで9桁目まで同一なものを検索すればよいということになる。

P.S.
それにしても5 mgと書くべきところを、全角しかも単位と数字の間にスペースを入れない5mgと書くのはいい加減にやめて欲しい。