Monthly Archives: July 2007

それでも私は呪いを解きたい

 いつの間にか、自分自身に呪いをかけてしまった。8年も前のこと。

 解かないといけないと思うときもあれば、このまま呪い殺されてしまえばいいと思うときもある。

 こんなときは、前日書いた「見えない生活」を見る。

 私は呪いをかけて、それからなんの利益を得ているのだろう?

 それでも私は呪いを解きたい、そう想い続けたい。

「見えない生活」に見る天真爛漫さ

 久しぶりに、以前紹介したような気がするYouTubeの「見えない生活」を観た。

 視覚が95%欠損している浦田りえさんの日常を一日密着取材する企画。

 たったはじめのところしか観られないのだけれど、それだけでもこの浦田りえさんの素敵な魅力が伝わってくる。

 以前、親友とどんな人に強烈な魅力を感じるのか?という話をしていて、天真爛漫さが一つのキーになるかもという話になった。浦田りえさんにはこの天真爛漫という言葉が本当にぴったり合う気がしている。

 ネットでちょいちょい調べてみたところ、彼女の座右の銘は「笑顔を絶やさない」ということ。そして、それを本当に実践している。素晴らしすぎる。

 感動しつつ、彼女の魅力に引き込まれつつ、見入ってしまった。

次はないということ

 トップランナーの佐藤琢磨の回を見た。

 彼を引っ張ってきたのは、「次はない」ということなのだと思った。

 次はないからこそ、絶対にうまく行く方法を考えて、実際に実行してしまう。

 超強力なビジョンを持って、実行する。

 大切な思想を持っているなぁと。

睡眠はガベージコレクション!?

 研究室のとある人が、修論発表前で必死にやっている。

 あまり寝てないと、頭がぼけるみたいなありきたりな話をしていて、もう一人の人が言った言葉(全部覚えていないのでたぶん違うけれど、ニュアンス的に)。

 「寝ていないとガベージコレクションされないからねぇ・・・。」

 爆笑してしまった。

エンシュア・リキッドは医療用医薬品であれど、処方せん医薬品ではありません

エンシュアリキッドは成分的にはテルミールやカロリーメイトに遠くないけれども、一応れっきとした医薬品。医師の処方箋がなければ入手困難、の筈。また、薬剤師のいる薬局でなければ取り扱うことは出来ない、と思っていた。

 法律も結構弱いので、厳密な回答ではないでしょうが・・・、とりあえずわかる範囲内で。

 医師等の処方箋が処方に必要な医療用医薬品を処方せん医薬品といい、その場合添付文書の商品名近辺に「処方せん医薬品」と書かれています。

エンシュア・リキッドの添付文章

 エンシュア・リキッドは処方せん医薬品ではありませんから、処方せんなしでも購入することができます。薬局などの医療機関が販売してくれるかどうかは別のことですが・・・。

 さらに、エンシュア・リキッドは指定医薬品でもありませんから、薬剤師がいないドラッグストア(ドラッグストアって区分はなんだ?)でも売っていれば購入することが可能です。

 ちなみに、ラシックスとハルシオンは共に処方せん医薬品ですから、処方せんがなければ薬事法が違反となりまずいです。

ラシックスの添付文章
ハルシオンの添付文章

人を批判することは簡単で・・・

 自分はどうしたら、自分の中にある「悪」と向き合うことができるのだろうか?

 人を批判することはたぶん簡単なことで、人にはそれぞれ認知の歪みがあって、それを受け入れるにはたぶん、そういうことが必要なんだろう。

 自分の中にある「悪」を知らないと他人を批判してばかりの人になってしまう。

 ただ、仏教哲学的?な考え方をすると、どうしたら?と考えること自体がすでにナンセンスなのかもしれない。

 Mr.Childrenのランニングハイを聴いて思う。

時代とか 社会とか
無理にでも敵に仕立てないと
味方を探せない 愉快に暮らせないよ

Mr.Children 『ランニングハイ』

Digest認証のバグ???にはまる

 最近、リインプットという記事にも書いたのですが、一度自分の考えを書き出して、まとめるという作業をしないといけないなと思い出して、そのためにwikiを作ってみてはどうかと思って、構築をしています。

 こんなの簡単じゃんと思ってやってみたものの、Lighttpdを使ったり、数式を入れるのにimgTeXを使おうと思ったため?うまく行きませんでした。

 色々やりたかったのでいつも使っている自宅サーバーを使ってやっていたのですが、そこではすでにApacheが動いていていました。じゃあ、と考えてそこにRailsもやるだろうからとLighttpdとかを導入して、ApacheをプロキシにしてあとはLighttpdにやらせようかと思いましたがなかなかうまく行かず、結局Apacheでいいやとおもって、Apacheに。

 ApacheもApacheで、しばらくアップグレードしていなかったのでアップグレードしたところ2.2に。そうしたら、SSLの設定用のファイルがsslというファイルからhttpd-ssl.confとかいうファイルに変わっていて、それに気づかずかなりはまりました。

 なぜSSLを使うかというと、プライベートなwikiにしたいので、リファラを飛ばしたくないということだけです。

 書き忘れましたが、実際に使ったwikiはPukiWikiです。OSはDebian。

 aptitudeでインストールしたものを以下に挙げておきます(TeXは入れていた・・・)。

  • libapache2-mod-fastcgi
  • libfastcgi-perl
  • php5-cgi
  • dvipng

 imgTeXではFCGI.pmが必要ですが、CPANからのインストールでは途中でエラーが出てダメだったので、aptitudeでlibfastcgi-perlを導入しました。

 imgTeX導入の際にimgTeX.fcgiを編集しますが、そのときのパスは実際に埋め込まれるパスですので、httpから始まるものか、相対パスが良いでしょう。

 一番はまったのはDigest認証にすると、Apacheのバグなのかよくわかりませんが、400 bad requestにブラウザ関係なくなってしまうということでした。最初は、httpで運用しようと思っていたのでDigest認証にしようと思いましたが、SSLならまあ関係ないのでBasic認証にして動くようになりました。これに気づいていれば、もっと早く導入ができたかもしれません。

 まあ、何事もやってみないとわかりませんね・・・。
 

一瞬ひやっとしたATOK 2007 for Mac

ATOK 2007 for Mac + Windows
発売元: ジャストシステム
発売日: 2007年7月20日

 年に1度のお布施ということで、今年もATOK 2007を購入しました。今年は買わなくても良いかなぁと思っていたところなんですが、Leopard対応があるみたいなので、一応念のためにね。Windows版は買っていなかったのでせっかくなので両方はいっているやつにしました(いつも電子辞書が入っているやつは買いません)。

 インストールして、最初はCommand + Spaceでひらがなと英数字モードの表示は切り替わるのですが、実際に入力しようとするとひらがなのままという状態なのでまずいバグだなぁと思っていましたが、再起動してみたところ今のところはまともに動いています(ただ、辞書が見つかりませんというエラーが出たので、もしかしたらあまり安定していないかもしれません)。

 ATOK 2006の時はIntel Mac対応ということで、大々的なベータテストをやったみたいですが、今回はそれを行わなかったということが原因でしょうか?

 といっても、まだ導入して1時間も経っていないので、ゆっくり見極めていく必要があると思います。変換はですね、相変わらず快適ですね。思った通りに変換してくれるのがとても気持ちいいです。

ATOK 2007 for Mac 通常版
発売元: ジャストシステム
発売日: 2007年7月20日
ATOK 2007 for Mac [プレミアム]
発売元: ジャストシステム
発売日: 2007年7月20日

 でもなぁ、2006に比べて箱がダサくなってしまいました。。。

追記:
 この問題についてかどうかわかりませんが、非常に近いものがFAQとしてJustsystemから出ています。

[英数]キーや[かな]キーを押しても切り替わらない場合がある

本当にショックですよ

元文化庁長官の河合隼雄さん死去
 たぶんこうなってしまうだろうと思いつつ、起こってしまいました。確か倒れられたのはちょうど一年くらい前のことだったと思います。

 何冊もある著作を何冊も読ませていただきました。2桁はいったと思う。

 なんていうのだろう?アンビバレンツの良さというのか?適当さの良さというのか?いや、もっともっと物事をいろんな面から見ることの大切さを教えていただいた。そこが一番大きいですね。本当に。

 物事は決して一面的からではないということ。

 今の自分の一部をなしているそんな気がしています。

 賛否両論あると思いますが、惜しい人を亡くしてしまったと思います。

 本当にご冥福をお祈りいたします。

リインプット

 昨日は(もう一昨日か・・・)研究室の前期終了の飲み会。

 久しぶりに(ぉぃ、先生といろいろと話したというか、ほとんど語ってもらったという感じかな?考えてみれば、学部の時は先生と飲みに行ったことはなかったなぁ。先生が忙しかったから。

 今の先生は、本当にいろいろな引き出しがあって、話していると本当に楽しい。いつかこんな風に縦も横も斜めもwいろいろな方向にのばせたらいいなぁと思う(研究云々ではなくてね)。

 そして、その前はゼミがあって、自分が当番の勉強会があったんですが、途中まではよかったものの途中からぐだぐだ(ちゃんと資料を作り終えてなかった自分がいけないのだけれど)。やりながら、まずいなぁと思うところがいくつもその場で出てくる。

 そこで思ったのは、アウトプットも大事だけれど、むしろそのあとのリインプットの方が大事なのかもと思った。アウトプットすることで客観的に見る土台は整うのだけれど(だから自分のような人にはアウトプットは必須だと思う)、リインプットをちゃんとしてないとそこから思考が進まない。今までまともにそれをやってこなかったつけが回っているんだろうなぁと思った。

 wikiが書きやすかったので、まずはwikiにいろんなことを書きためていこう。一つ一つやっていく。それしかない。