Monthly Archives: October 2006

童話の深層 ユング心理学とグリム童話

ユング心理学、河合隼雄本 第2弾

 先に挙げたユング心理学入門が自分の中では結構良かったので、色々と読んでみようと思いました。

童話の深層 ユング心理学とグリム童話
著者: 河合 隼雄
ページ数: 396ページ
出版社: 講談社
発売日: 1994年2月

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ユング心理学入門

最近のお気に入りは心理学

 最近といっても、結構前からですが、一番興味があるのは心理学です。

 そして心理学といえば、なんといってもこの二人、フロイトとユング。そんな二人ですが、今回は河合隼雄さんのユング心理学入門を読んでみました。この本は、ユングの心理学について河合さん独自の体験を通じた視点で解説を加えていくという感じの本です。

ユング心理学入門
著者: 河合隼雄
ページ数: 324ページ
出版社: 培風館
出版日: 1967年10月

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熊木杏里「風の中の行進」

「窓絵」と「咲かずとて」を知ったときに鳥肌が立ちました

 先日も資生堂のCMでちらっと書きましたが、熊木杏里さんの3rd Album「風の中の行進」が発売されました。

風の中の行進
風の中の行進 熊木杏里 - 風の中の行進
熊木杏里
レーベル: キングレコード
発売日: 2006年9月21日

  1. それぞれ
  2. 一期一会
  3. 風の記憶
  4. 明け方の操縦士
  5. 戦いの矛盾 (album version)
  6. 囃子唄 (album version)
  7. 流星 (album mix)
  8. 天命
  9. ノラ猫みたいに
  10. 顕微鏡
  11. しんきろう (album version)

 熊木杏里さんを知ったのは2年以上前だったと思います。当時はアルバムの殺風景が出てしばらく音沙汰がない状態だったかな?

殺風景
殺風景
熊木杏里
レーベル: バップ
発売日: 2003年3月26日

  1. 夢見の森
  2. 窓絵
  3. やすり
  4. りっしんべん
  5. わちがひ
  6. ル・ラララ
  7. 咲かずとて
  8. 殺風景
  9. 今は昔
  10. 二色の奏で
  11. 二人の会話
  12. 寿
  13. 心の友~WiLSON~

全体的にメロディーが軽快になったような気がする

 全体的にメロディーが軽快になって、すごく楽しい雰囲気が出ています。「殺風景」の頃から考えるとあり得ない感じ(笑)。今回、熊木さんは今まで後ろ向きだったことに気づいたので、前向きに作ったとの旨を話したそうですが、全くその通りになっています。が、軽快になったからといって、内容が薄っぺらくなったということではありません。深い内容は相変わらずだと思います。

「ノラ猫みたいに」が一番のお気に入りかも

 この文章を最初に書いたときは、聴き始めたばかりの時だったのですが、「ノラ猫みたいに」が一番好きでした。今でももちろん好きなのですが、他の曲もお気に入りになったということです。

 彼女がタイトル候補に「ノラロック」を選んだのも、この曲に一番期待しているというのもわかる気がしました。下に記す二つの部分の歌詞がお気に入りです。

好きなものは好きで 嫌なものは嫌で
きっと それがいつか ぼくを導いてくれるから

熊木杏里『ノラ猫みたいに』

心を打ちやぶって 情熱をつかまえて
悲しい約束は 叶わないほうがいい
気ままなふりして 守るもの守って
ちょっとくらい斜にかまえて 宇宙ごとたぶらかす

熊木杏里『ノラ猫みたいに』

 特に「好きなものは好きで 嫌なものは嫌で」というのと「気ままなふりして 守るもの守って」部分。先日書いたように自分が大事だと思うものを大切にするというようなそんな雰囲気というか、イメージがして、共感しました。

 好きなのは、M1, M3, M7 – 10ですが、そのほかの曲もそれぞれにいい味を出す、スルメだと思います。全部書いているときりがないので、楽曲個別ごとの感想は書きません。

いい意味での自己中

 アルバム全体に、いい意味での自己中といいますか、あるがままでいいじゃないというメッセージが伝わってきます。きっと、そういうことに彼女自身も気づいてそういう曲ができてきたのではないか?と勝手に類推します。

「新しい私になって」は発売されるみたいですよ

 話題の「新しい私になって」はフル楽曲になって11月22日に発売されるようです。

Kingrecords Webcommunication>熊木杏里

Apple Store(Japan)

帰ってきた「箱」: 自分の小さな「箱」から脱出する方法

 復帰第1弾はこれにしようと思います。色々草稿はありますが、このニュースを聞いて一番嬉しかったので。

一度は読んでみて欲しい本

 どなたにも一度は読んでみて欲しい本に、「箱 − Getting out of the Box」があります。

箱 − Getting out of the Box
著者: The Arbinger Institute
ページ数: 259ページ
出版社: 文春ネスコ
発売日: 2001年10月

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最近書いてない

 ちょっと色々と忙しかったということもあり、最近、更新ができていません。そろそろ復帰したいなぁと考えています。

 これからも私が感じたこと、思ったことを綴っていきたいと思います。