Monthly Archives: March 2009

FreeBSDサーバの作成 2

前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、続きを書きます。1
と思ったんですが、だいぶん中身を変えてしまったので、そちらから書こうと思います。

  • CPU: Athlon 64 X2 5600+ → Athlon 64 X2 5050e
  • メモリ: PQI 3 GB(1 GB * 2 + 512 MB * 2) → U-MAX Pulsar 8 GB(2 GB * 4)
  • マザーボード: ECS A780GM-M → GIGABYTE GA-MA78GPM-DS2H
  • NIC: マザーボード内蔵 → Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter (EXPI9300PT)

事の起こり(NICとマザーボードの話)

意外と中をいじると楽しかったので、今まで憬れ???だけで買っていなかったパーツを買ってみようと思いました。
それでまず購入したのがIntelのNICのIntel PRO/1000 PT Desktop Adapter (EXPI9300PT)

しかし、これがあとに予想外のことを引き起こしたのでした。
PCI Expressポートにさして、起動させてみたところ初期化に失敗(><)。
差し方が悪いのかなぁと思って、何回か差し直してみたりしたのですが、変わらず。
FreeBSDの7.1でしかもIntelのNICなのにドライバが入っていないのかしら?と思って、ドライバをダウンロードしてきて、コンパイルしてみたりやらいろいろやってみたのですが、全くダメでした。

仕方がないので、Windows XPでみてみたらどうなるか?と思って、Windows XPをインストールしてみたところ、ハードウェア一覧のところでびっくりマークがついてやはり使用できない。

これは、マザーボードのBIOSをアップデートしたら直るのではないか?などと淡い期待を抱き、アップデートしようと思うものの、フロッピーやらが必要とのこと。
以前ASUSのマザーボードを使っていて、その時にはWindowsから簡単にボタン一発でアップデートできたので、そういうツールがあるのではないかと思い調べてみたところ、他のマザーボードメーカーであるものの、同じBIOSのメーカのもののツールがありました。
実際に使ってみたところ、BIOSが見事飛びました。
そのツールの使い方の注意点でいくつかのチェックを付けなければならないところがあったのですが、それを忘れたからか?はたまた、違うメーカーだったからまずかったのか?

飛んでしまったものはどうしようもありませんでした。
電源ボタンを押してもむなしく回転するファン。
あとは真っ暗です。

本当にどうしようもないので、マザーボードを購入することにしました。
ケース目当てで購入したものの、まさかこんなに早く交換することになるとはね!!!

購入したのはDual BIOSだから飛ばしてももう片方あるよ(笑)というGIGABYTEのGA-MA78GPM-DS2H

もう一度IntelのNICを差してみたところ、今度はあっさり使用可能に。
マザーボードがいけなかったのでしょうか???
その後はすこぶる快調です。
ただ、高負荷時にファンの回転数が上がり、うるさくなりました。

あと、前のECSのマザーボード、A780GM-Mはpowerdを起動し、AMDのPowerNowを使用するとうまいこと再起動ができなくなってしまいました。
かけまわる子犬。: Windows 専用マザーボード。」というところにもpowerdとは書いていませんが、うまく再起動ができないと書いてありました。

安物PCですので、安物のマザーボードが使用されていたということでしょうね。

メモリの話

特に意味もなくメモリを8 GB積んでみたくなったので、U-MAXというメーカーのメモリを購入しました。
4 GBが約4,000円で買えるのには本当に驚きです。
これもなんか微妙にはまって、最初挿したときはFreeBSDが起動できず、途中で再起動してしまう状況でした。
Memtest86のバージョン3.5でチェックしてみたところ、これも1枚1枚だとチェックができるのに、2枚挿すと途中で勝手に再起動という状況でした。

面倒くさがって、コンピュータを横に寝かしてメモリを挿すのではなく、立ててあるまま横に挿したのが悪かったのか?きちんと寝かせて挿したら、FreeBSDは起動しました。
またMemtest86の方も以前のバージョン、3.4にしたところ問題なくチェックが3周ほどできました。

CPUの話

特にこれもあまり意味がないのですが、45 WのものにしてみたくてAthlon 64 X2 5050eを購入しました。
CPUに塗るグリスも購入したのですが、あれってずいぶんと伸びるんですね。
米粒大で良いと書いてあって、実際にそれぐらいにしてへらでのばしたところぴったり。

結局のところ

元々購入したときのパーツのうち、何が残っているのかというと

  • HDD(でもアレイを作ったら、いらなくなるだろうな)
  • DVDドライブ(でも普段は使わないので、外して外付けを使いたい)
  • 電源(PLS180とかのACアダプタに変えたいね)
  • ケース(これが元々のお目当て)

うーん、すごい無駄が出ているね。

今注文中の話

HDDをいっぱいつなげるのに、SAS/SATA Host Bus Adapterが欲しかったのでずっといろいろと探していたのですが、なかなかちょうど良いものが見つかりませんでした。

(書き忘れていたので書きます)

LSIというメーカーのSAS3801Eというものが自分のニーズにぴったりなようなので、購入することにしました。

要件は

  • 外部8ポート(念のため)
  • RAIDはいらない(zfsがあるしね♪)
  • PCI Express
  • FreeBSDで使用できそう(ネットを検索していたところできるっぽい)

一部で有名な?sparco.comというところで注文しました。
納期が遅いことでも?有名なようなので、気長に待つことにしています。

今回はこんなところで。
果たしていつになったらFreeBSDをインストールしたときの話が書けるようになるやら。

  1. 正直スクリーンショットを撮ってインストールする様子を書こうと思ったのですが、書くのが面倒なのです。 []

The only way to do great work is to love what you do.

先ほど、iTunesで好きな曲を適当に再生していたら、Celtic WomanのYou Raise Me Upが出てきた。 この曲は、忘れもしない2006年のトリノオリンピックで荒川静香が金メダルを取ったときに、エクシビションで演技したときの曲。

Celtic Woman
アーティスト: Celtic Woman
レーベル: EMIミュージック・ジャパン
発売日: 2006年2月1日

このエキシビションはテレビで見たときに、なんてなんて美しいのだろうか?と思って、YouTubeでも何度も観た。 久しぶりにYouTubeで見たくなって(確かまともなDVD映像やBlu-ray映像は出ていなかったはず)、今のYouTubeはHDに対応しているので、HD映像がないだろうか?と探したら見つかった。

YouTube – Shizuka Arakawa “torino 2006 Olympics” LP (HD)

Turandotを見ながら、あまりにも美しくて、涙が出てきた。

YouTube – Shizuka Arakawa “torino 2006 Olympics” Exhibition (HD)

こういう映像を観ると、YouTubeにはこういった歴史的映像を残しておく義務があるのではないかという気もしないでもないが、その話は今回は置いておくことにする。

Long Programで解説者が「ショートプログラムの時の倍ぐらい、いいのびのスケートですね」といっているように、自分もすごくのびのびと演技をしているように見える。
そして、笑顔ですごく楽しそう。

これが「作品である」ということなのだろう。

このところ、毎日のようにSteve JobsのStanford大学での2005年の卒業記念講演を聴いている。
その中に、こんな一節が出てくる。

The only way to do great work is to love what you do.

この言葉に集約されるのかも知れない。
人間は人生の色々なところで愛を試される。
他者に対して、自分の行うことに対して、そして自分に対して。

その愛の程度によって、その「作品」のすばらしさが決まるのではないか。
それはなぜか?

たぶん手間を掛けることになるからだと思う。
Paul Grahamのエッセイ、「ハッカーと画家(Hackers and Painters)」にはこんな一節が出てくる。

Hackers and Painters」より

レオナルド・ダ・ヴィンチは違った。 彼にとって、絵のある部分にどれだけ手間をかけるかは、誰かがそこを見るかどうかには 関係なかったのだ。彼はマイケル・ジョーダンと同じだ。妥協しないんだ。

見えない細部は、それが組合わさると、見えるようになる。 妥協しないことはこの点で重要だ。 ジネヴラ・ベンチの肖像画の横を通りかかった人々は、 すぐにその絵に気を止める。絵のラベルを見てそれが レオナルド・ダ・ヴィンチによるものだと知るより前からだ。 全ての見えない細部が組合わさることにより、 まるでほとんど聞こえないかぼそい声が幾千も合わさって一つの旋律を歌っているかのように、 ある種圧倒される何かが創られる。

Paul Graham 『Hackers and Painters』

これを読んでいると、なぜSteve JobsがMacintosh開発の際に、開発者たちに芸術家であれと言ったのかその理由がよくわかる。
彼は芸術家がどのように作品を作り上げ、それが世の中に大きなインパクトを残すのかを知っていたからではないか。

もう一度、荒川静香の今度はエキシビションに戻ってみよう。
ここで解説者は「丁寧さがいっぱいあって、(略)普通の選手は足を離した瞬間にパタンって足が落ちちゃうんですよね。その辺がきれいに、すっと降りてくる、(略)全く無駄な動きがないんですよね。」といっている。
こういう細かいところの積み重ねが、全体としてのすばらしい美しさに繋がる。

その「作品」を愛した度合いだけ、どうあったらいいのか?どうすべきなのか?ということを考えて、そして行動してみる。
この愛情の強さが、Steve JobsであればMacintosh、iPod、iPhoneを生み出した原動力になったのだと思う。

であるとすると、このようなことを考えているうちに、もう一度「愛とは何か?」という問題に戻りたくなる。

人生のパスを変える

この数年ずっと色々なことを考えて(いや悩んで)いましたが、その一つは本当に自分がやりたいことはなんなのだろうか?ということでした。

何かを選択するというよりも、何を捨てるか?をようやく考え始めました。
やりたいこと、学びたいことはいくつかの柱があるのですが、問題はどんな人間には限られた時間がないということです。
これは非常に残念なことでもあり、時間が限られているからこそSteve Jobsが2005年にStanford大学の卒業記念式典で演説した中で言ったように、生命が生み出した最も重要なことでもあります。

この先何年、何日生きることができるのか?誰にもわかりません。
ある日突然、事故や病気に遭ってしまうかも知れませんし、ふとした瞬間自殺してしまうかも知れません。1
わかりません。

だとすると、一番心がワクワクしそうなことを選ぶしかなかったのです。

色々なものを捨て去るときだと思いました。
なんでだかわからないので、うまく書くことができませんが、村上春樹の「ねじ巻き鳥クロニクル」を読み返していたときに、ふと、自分を救わなければならないと思うに至りました。
色々なものにとりつかれている、ある種洗脳されている(どんな人も親や周囲の環境からの洗脳を受けていますよね)、心が死んでいる、自分自身を自分が救わなければならないと思ったのです。
自分の心が望む方向に、心がワクワクする方向に、自分のヴィジョンと合致する方向にだけ、その中で最も良いと考えられるパスに舵を取ってあげる必要に駆られたのです。

切実に、そうするしかないという気になったのです。

ただ、裏返すとこれは完全にもう自分でリスクを負うしかないということです。
しかしながら、攻撃こそ最大の防御であるという気がしています。
動き続けることで、きっと道は開けてくる。

ということでパスを変えることにしました。

  1. あくまでも可能性のお話しなのです。 []

Xcodeで0xE8000001エラー(iPhone OS 2.2.1)

iPhone OS 2.2.1をインストールしたiPhoneにXcodeで作成したプログラムを転送しようとすると、

Your mobile device has encountered an unexpected error (0xE8000001)
Try disconnecting and powering off the device; then power the device on and reconnect it.

などというエラーが発生し、XcodeがiPhoneを認識しないという状況に陥ります。

これの解決策は

/var/mobile/Media/PublicStaging

を削除し(jailbreakする必要があります)、再起動することです。

なぜ発生するのかは、今の自分にはよくわかりません(jailbreakしたから???)。

はじめてのリレンザ

今日、抗インフルエンザ薬のリレンザを初めて服用じゃなくて、投薬しました。
うちは整形外科がメインなのであまりないのですよね、タミフルですら(おかげで忘れる訳だがぉぃ)。

昨年有名になったタミフルはカプセルなのですが、リレンザは吸入なんですよね。
吸入を初めて投薬というのはなかなか厳しいものがあります。
その時てんてこ舞いだったので、自分が投薬するしかなく、、、仕方なしにしました。

案の定、一度使い方の紙を見てから説明したものの、詰まりました。
患者様はなんか申し訳ないという感じで聞いてくれたんですが、こちらが申し訳ありません、です。
二人がかりで投薬した感があります。

それにしても、、、

投薬した患者様は医師にだったんですけどね。
全く気がつかなくて、あとで社長にあの方って○×病院の○×先生じゃないの?って言われました。
その時いた他の薬剤師も気づいていなくて、二人で

工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工

となりました。

自分は

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ですけどね。。。
良い経験になりました。

UQコミュニケーションズのモバイルWiMAX端末が届きました

先日応募したUQコミュニケーションズによるモバイルWiMAXのモニタに、倖いにも当選することができました。

そして、昨日端末が無事に届きました。
頼んだのはNEC製のD01NAAです。

こちらを選んだ理由は、MacBookではUSBしか使用できない & MacBookはUSB端子が2つと非常に少ないので、自由に角度を変えられた方が他の端子とぶつからなくていいという2つになります。

じゃじゃーん。

なかなか丁寧な包装です。
Apple的な感じでなかなかよろしいのではないでしょうか???

思惑通り、接続してもぐるぐる回せるので、何とかなります。

一番の壁。
それはWindowsしか使用できないということ。
ありえない!!!ありえなすぎるよ!!!ということです。

仕方がないので、ParallelsでWIndowsを起動してそれで使用しました。
Parallels上でも問題なく使用することができます。

USBメモリとしてみることができ、中にドライバのセットアッププログラムが入っているのでそれを実行すればインストールが完了します。

あとはUQ WiMAX Connection Utilityを起動するだけ。
そうすれば勝手に基地局を見つけて接続までしてくれます。
煩わしいパスワード入力とか、他に何もすることはありません。
楽ちんすぎます。

使用したのは横浜市の外れなので、あまり電波は来ていないものの接続はできました。

Paralles Desktopで起動したWindowsでうまいことブリッジ接続を使用すれば何とかなるんではないかとか、

BNRスピードテストをしてみたところ、以下のようになりました。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2009/03/05 22:37:59
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 585.827kbps(0.585Mbps) 72.53kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 389.299kbps(0.389Mbps) 48.51kB/sec
推定転送速度: 585.827kbps(0.585Mbps) 72.53kB/sec

でも、体感的にはもっと出ている気がするんですよね。
数Mbpsぐらい。

とにかくUSBポートに指すだけで勝手に接続してくれるというのは有線LAN感覚で非常に使い勝手がよろしいです。

あとは日割りで使えるようになると、今日は使いたいから接続するということができるようになって非常に使い勝手が良くなるので、どこかやられるところはないでしょうか?と思います。

Mac用BitTorrentクライアントμTorrent

先日、手持ちのDVDをリッピングして、HDDにおいておこうと思い立ち、Mac用のDVDリッピングソフトを探しました。
条件は保存したかったので、isoファイルにできること。
WindowsであればDVD Decrypter一択なのですが、MacだとMacTheRipperというものが有名らしいです。
結論から言えば、このツールでisoファイルは作成することはできなかったのですが1、とりあえず落としてみようと思ったところBitTorrentで配布されているようです。

以前、BitTorrentクライアントであるμTorrentを使用してとても使い勝手が良かったので、紹介しようと思います。
µTorrent – The Lightweight and Efficient BitTorrent Client

このようにシンプルな画面でダウンロードができ、さらにダウンロードするときもTorrentファイルのURLをメニューの”File – Open Torrent form URL…”もしくはツールバーの”Open URL”から指定するだけです。

いちいちTorrentファイルをダウンロードせずに使え、特に設定することもないというのが非常に気に入っています。

  1. FairMountでマウント → ディスクユーティリティでdmgファイルの作成 DMGConverterでisoファイルへとコンバートという非常に面倒な手順を踏まなければならない []