Monthly Archives: February 2008

日々雑感

 書評がたまっている。今のところ6冊分。少し寝かしてから書いているということもあるのだけれども、うまく書けないで悩んで放置というものもある。たぶん、全部いいかなと思ったところで、一度に出すと思う(ひどいやり方)。

 最近はXcodeで開発をしている。なかなか良い。バージョン3.0になって導入されたようであるコンパイルエラーの内容がコード上に表示されるという機能をとても気に入っている。

 アイドルマスターの「GO MY WAY!!」を自分のテーマソングにすることにした。

GO MY WAY!! GO前へ!!
がんばってゆきましょう
一番大好きな
私になりたい

はまりすぎてる2

 前回に続いて。

前回 → はまりすぎてる

 注射器じゃなくてドリルなのと、潮に吹きました。

 OL(大きくてもロリータ)な「ねーちん」さんの声 1 と合わせたのも破壊力抜群です。

 やっぱり、アイマス(アイドルマスター)のはいいですね。結構好きです。mp3を抽出してヘビロテしてます。

  1. ねーちんさんの歌ってみたシリーズはかなり好きです。 []

ひび割れ

 MacBookを使ってどうも手が引っかかるなぁと思っていたら、なんとひび割れが発生していました。一部で起こるというのは聞いていましたが、こんなに経ってからなるとはね・・・。

 さてどうしようかな。修理をしたら代金はいくらかかるのやら・・・。入院させている暇はないから、このまま放置かな?

書評: 熱力学で理解する化学反応のしくみ

熱力学で理解する化学反応のしくみ
著者: 平山令明
ページ数: 251ページ
出版社: 講談社
発売日: 2008年1月22日

 タイトルがそのものずばりなのだけれども、化学反応をギブスの自由エネルギーという目で見たらどうなるのか?ということを記した本。ギブスの自由エネルギーの入門書といった感じか?

 文章が鼻をつくということをのぞけば、内容は結構いいような気がしている。著者にとって、科学というものが特定の宗教やイデオロギーとは結びつかない客観的なものであるということをこの本を通していいたいもう一つのことなのだと思うのだけれど、そうたびたび繰り返されるとうんざりする。そんなことよりもただ単に現象を示して、これはこう解釈できるんだ、一見ほかの現象も同じ式で解釈できるんだということを淡々と示した方が心に訴えるのではないかと思われた。昨今はちゃんと書かないと読み取ってくれないという思いがあるのか、わざわざどうだすごいだろう!と示しているような感じなのだけれど、それが非常にねちっこくてうざったい。

 それは置いておいて、流れとしてはまずはエネルギー、エンタルピーの説明を行い、エントロピーを説明をする。そしてエンタルピー、エントロピーの差(若干違う)が、実際に反応に使えるエネルギーになるというギブスの自由エネルギーを導入する。そしてギブスの自由エネルギーを用いて様々な反応が起こることが可能なのかを説明する。ブルーバックスという本の性質上飛躍がみられるのは仕方がないとしても、様々な反応例を挙げて、同じようにギブスの自由エネルギーで解釈できるということを示してくれるのはとても有意義なように思える。
 
 昨今の科学がいかに熱力学の周りで回っているのかということを示してくれる本であろう。

 目標まで残り182冊。

書評: 混沌からの秩序

 最近重い本ばかり読んでいたら、めっきり進まなくなってしまった。

混沌からの秩序
著者: Ilya Prigogine, Isabelle Stengers
ページ数: 442ページ
出版社: みすず書房
発売日: 1987年7月

 散逸構造を提唱したことにより、ノーベル賞を受賞したイリヤ・プリゴジンの本。彼の本は何冊か持っているのだけれど、どれも難しい。その中でこの本は比較的入門書的になるものかもしれない。ほかの本を読む前にこの本から入っていくと、ほかの本にも似たようなことが書かれているので、いいかもしれない。

 前書きが「富の未来」などの著者、あのA.トフラーによって書かれているのに驚いた。

富の未来 上
著者: Alvin Toffler, Heidi Toffler
ページ数: 426ページ
出版社: 講談社
発売日: 2006年6月8日
富の未来 下
著者: Alvin Toffler, Heidi Toffler
ページ数: 409ページ
出版社: 講談社
発売日: 2006年6月8日

 古典力学や量子力学などは時間の可逆性を可能としているが、しかしながらエントロピーは増大するとする熱力学第2法則が可逆性を否定している。現実に起こっていることはもちろん時間は可逆的ではなく、水に落としたインクは元に戻ることなく拡散するし、壊れたものは元には戻らない。

 プリゴジンはこの不可逆性によってもたらさせる「時間の矢」について様々な研究を行ってきた。そして平衡から遠く離れた非平衡状態においてエントロピーがくみ出されることで、平衡状態で形成される秩序とは全く違った新しい秩序が生じることに気づき、それを散逸構造と名付けた。

 前半では科学史をひもときながら、自然科学が時間をどう扱ってきたか、さらには人文科学が時間がどう扱ってきたかについて考察を行う。後半では、プリゴジンの真骨頂、非平衡状態から如何にして秩序が形成されるのかについて記していく。

 目標まで残り183冊。

書評: 岩波講座物理の世界 統計力学2 マクロな体系の論理 — 熱・統計力学の原理

岩波講座物理の世界 統計力学2 マクロな体系の論理 — 熱・統計力学の原理
著者: 吉岡大二郎
ページ数: 78ページ
出版社: 岩波書店
発売日: 2002年1月

 ATOKによりマクロな体型と変換された・・・。

 本書は75ページほどの薄い本ということもあり、目次でも書かれているが熱力学からエントロピーを導入するのではなく、統計力学から導入をして、最後に熱力学の基本法則に戻ってくるという書き方になっている。

 このような熱力学、統計力学の本を何冊か読むことで、様々な見方ができるようになり少しずつ理解が進んでいくものと思われる。

 目標まで残り184冊。

MacBookを閉じたまま使う

 以前購入したHappy Hacking Keyboard Professional 2(HHK Pro)なのですが、家ではあまり使わなかったのでもったいないなぁと思って学校に持って行きました。

 MacBookは閉じたまま使うことができます。

  1. 外部ディスプレーとキーボードをつなぐ。
  2. ふたを閉じてスリープにする。
  3. キーボードをたたいて起こす。
  4. 後は普通にパスワード等を入れればOK。

 どうしても外部ディスプレーと開いたままのMacBookだと場所を取るので、2画面は諦めて(大きさが違うし結構隙間ができるのであまり使わなかった)大きい液晶だけにするとこれがなかなか快適です。MacBookのキーボードも確かにいいのですけれどもHHK Proの打鍵感に比べるとやっぱり劣ります。

 これはいいと思っていたら、家でもこれをやりたくなりました。ただこうしてしまうとSkypeができなくなる???かもしれないのですが・・・。しかもHHK Proをもう一つ買わなければならないという大変なことになります・・・。

MacBook Air

 MacBook Airを購入された方のblogをみていたら、キーボード周りのアルミの質感とキーボードの黒のコントラストがすばらしいことに気がついた。

 MacBook Proで採用してくれないかしら?あのキーボード。Airのせいで(薄さもあるけれど)だいぶごつく見えてきた。

監督は気づかせ屋さん

 テレビ東京のカンブリア宮殿という番組で1月の始めに楽天イーグルスの野村克也監督についてやっていました。

 野村監督に注目したのは楽天の監督になってからだったと思います。確か読売新聞の記事。それまではID野球は言葉でしか知らず何のことかなど全く知りませんでした。その記事は失念してしまいましたが、ただ闇雲にバットを振るのではなくてきちんと考えることが必要であって、それをすることで選手が復活したみたいなことが書かれていたような気がします。

 色々と学ぶところが多かったのですが、司会の村上龍氏も社長が言うような話とよく似ていたと最後に言っていたように、監督というよりはもっと普遍的な話をしていたように聞こえました。非常に教養があるのだなぁと話を聴いていてよくわかります。

 ID野球の提唱者?でありますから、野球は考えるスポーツであるということを言うわけですけれども、なぜ野球は考えるスポーツなのか?ということをそのことに気づいた経緯および理由について示されていました。

 それで今、自分の中で一番かみしめているのは、「監督は気づかせ屋さん」という言葉。野球とは?というのを考えさせたり、「お前こういうときどうするんだ?」と聞いて、その答えを聞くことで理解度を測っているといったソクラテス的な問答をしている、それがかなり響きました。

 説教するのは簡単で、ともすれば押しつけがましいと感じたり反発したりしてしまいますが、ソクラテス的な問答は気づきをもたらします。しかしながら、やる方もすさまじくエネルギーがかかります。聞かれる方以上の圧倒的な知力がないといけません。

 そんなことを考えていたら、ギリシアの哲人たちの本を読まないといけない気がしてきました。

 話を野村監督に戻して、Amazonで検索してみたら、「野村ノート」という本が出てきたので今度読んでみようと思います。

野村ノート
著者: 野村克也
出版社: 小学館
発売日: 2005年9月

今更ながらSkype

 周りにSkypeを使っているような人々がいなかった???(知らないだけだと思うけど)ので、始めてSkypeを使いました。MacBookにはiSight内蔵のマイクがあるようなのでMacBookに向かって話しかけるだけで(笑)OKです。携帯電話より全然クリアでいいですね。ただだし。