Monthly Archives: April 2009

大学院教育は実社会とかけ離れているのか?

最近とあるベンチャー企業に週3日お邪魔させていただいて、働いています。

そこで働いて思ったのが、大学院教育というものが意外と重要であり、さらに多くの人はそれができていない可能性があるということでした。
個別の研究とかが役に立つというわけではなく1、物事の考え方の話。

たとえば

  • 現状の問題を分析し、問題に対する仮説と検証する方法をたて、検証する。
  • 相手に伝わるようにできる限り明確に具体的に記す。

ということとか。

なんかもっといろいろと書こうと思ったけれど、忘れましたw。
そういうところでしっかりと教育を受けると、普遍的にいろいろなところで対処できる頭の使い方を身につけられるのだと思います(このままじゃ全く根拠なしw)。

  1. この会社ではね、そういう役に立てるような会社に就職するというのは別の話 []

土壇場で掴んだこと

4月1日に、とりあえず区切りとなることがあり、その前の3日ぐらいは本当に寝る間を惜しんで、よく働きました。
締め切り間際だったからですけど。

その時、自分の中での生産性は(感覚的に)通常の100倍でした。

どうしてなのか?

話は単純で、追い込まれたからやらなければいけないことを面倒くさがらずにやったからです。
次にやることを考えて、それに集中してコミットする、たったそれだけ。
本当に当たり前のことです。
それがなかなかできない、面倒くさいとか、なんか嫌だなぁと思って違う本質的ではないことをやってしまう。
当たり前のことが如何にできていなかったかということですね。

今まで頭で判っていたことでしたが、身体で体験してようやく心で解りかけてきた気がします。

そしてもう一つわかったこと。
それは、自分にはそれだけの生産性を発揮できる能力があるということでした。
これはかなり嬉しいことでした。

今まで全く自分は集中できない人で、生産性など全然ないと思っていたからです。
それはやはり自分の思い込みにしか過ぎませんでした。

これからはあまり時間がありません。
集中的に何をやるかを決定し、やらないことを決定し、コミットするということを続けて行かなくてはいけません。

もっともっと人生を楽しむために。