Monthly Archives: March 2008

日々雑感: 2008/03/26

1. 超教養

 前々から読みたい読みたいと思っていた、さとう珠緒の「超教養」。

超教養
著者: さとう珠緒
ページ数: 141ページ
出版社: メディアファクトリー
発売日: 2007年3月14日

 新しいレビューが出ていた。

諦めた彼女が手に入れたのは『超教養』~「平均値」より「経験値」の批評性 (超ビジネス書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

 やっぱりおもしろそうだ。さとう珠緒が嫌いというのは、実は自分自身を彼女に投影をしてしまうからなのではないだろうか?

2. 口内炎はだいぶましになってきた。

3. それにしてもポスターが終わらないw。

4. ポスターはふわゆる愛され系にしたいと思うwww。

日々雑感: 2008/03/25

1. これはすごい。

 Google大先生でロキソニンを検索しようとして、「炉基礎人」と入力したらちゃんと「もしかして」のところにロキソニンと出る!

炉基礎人 – Google検索

 正直感動しましたw。

2. 口内炎に黄蓮解毒湯を購入したがすこぶる苦い。期限切れのアフタゾロンをいただいた。

3. 本の装丁で好きなのはダントツでみすず書房のもの。

 あのつるつるしたまっすぐな真っ白な紙が非常に高級感があるし、そして裏表紙に作者の写真と内容の要約が書いてあるのがとてもよい。あの要約がなかなか練られていて、思わずそれだけでも読んだ気になる。

 そんなことを思っていると、果たして全部にフィルムコートを掛けてしまうことはいいことなのかどうか?悩ましくなる。自分は確かにあの背表紙の部分の破れとかよれとか、表紙の部分に凹凸ができたりしてしまうのがいやなのでフィルムコートをしてもらうのだけれども、全部が全部同じ手触りになってしまう。あの手触りは確かにいいものではあるのだけれども、全部がそれだと飽きるかもしれない。

4. これは笑った。

京大の卒業式でオプーナ:VIPPERな俺

 昔からですけれど、やっぱり京大は変人が多くていいですね。あの自由さだからノーベル賞もたくさん出るんだと思うんですけどね。わたしは京大が大好きです。

日々雑感: 2008/03/23

1. 今度は口内炎かよ。

2. なんだかんだ言って、小泉さんがやってきた改革路線というのは間違えではなかったんじゃないかと思えて仕方がない、今日この頃。

 これは読みたい。

さらば財務省! ― 官僚すべてを敵にした男の告白
著者: 高橋洋一
ページ数: 282ページ
出版社: 講談社
発売日: 2008年3月

3. ポスターをつくる気がさらさらない・・・。

ビジョナリーになりたい

Kousyoublog | 人口7500人の小さな町の、100年後が見えていた大きな町長の話

chita・知多クリック-町づくりレポート -宮崎県綾町-郷田実町長に学ぶ

 宮崎県綾町の郷田実町長の話がすこぶるおもしろかった。

 どうやったらこんな風にビジョンを持つことができるのだろう?ビジョナリーになりたい。本当のものを追究できるようになりたい。

 たぶん共感が核になるのはわかるのだけれど、まだ種みたいなものが必要な気がする。

日々雑感: 2008/03/21

1. ミスドの話。

 よく行くミスドでは、野良無線アクセスポイントが使えていたのだけれども、今日行ったら暗号鍵が必要になってしまっていた。。。意外と便利だったのになぁ。Sambaでばれたのかな?そういえば今まで他の共有PCがあったかどうかは全く見てなかったのだが・・・。ミスドは全店で無線LANを入れてください。イーモバイル持ち歩けってことなのかなぁ。

 ホットカフェオレがおかわりし放題なのだけれど(コーヒーもだが)、調子に乗って飲み過ぎると胃がもたれるね・・・。

 ミスドをよく使う理由。平日23時までやっている(なかなかない)。ホットカフェオレがおかわりし放題。それほど混んでいない。意外と店内に流れる音楽がよくて、インターネットでちゃんと今流れている曲を公開してくれている(ミスドnoミュージック)。ポンデライオングッズが欲しい ><。

ミスドnoミュージック | ミスタードーナツ

2. 蔵書フィルムコートサービスに70冊出した。本は重い。

日々雑感: 2008/03/20

1. 昨日の朝はいったん調子が良くなったかと思ったけれども、後からまた調子が悪くなってきた。まさかぶり返すとはwww。食欲はほぼ通常に戻ったので予想外。何でこう頻発するんだ???

 やはり病院に行ったところで、ウィルス性ということで(勝手に診断してるがw)打つ手なしなので行かない。吐き気があるのであれば、行ってナウゼリンとかプリンペランとかがあればいいと思うけれど(常備しておこうかなぁ)。

 飲むヨーグルトはいいのだけれども、どうしても冷たいのが玉に瑕。

2. 「自分の仕事をつくる」という本がかなりおもしろい。こういう本にしては(自分にとっては)新しい視点や深める視点がいろいろあった。それで、写経について思うところがあったのだけれども、これはまた今度にしよう。

3. Happy Hacking Keyboard Professional 2を購入しようと思うが、色が決まらない。

 たぶん今回は白を購入する方がいいのだと思うのだけれども、白はShiftキーなどがグレーなのが非常に気に入らない(前もそれで黒にした)。今後のApple製品とのバランスを考えると白の方がいいと思うのだけれど。ただ、MacBook Airの例を見るとシルバーでも黒は合うのかなとも思うけれども、あれはシルバーの中に黒が入っているからいいんだという見方もできる。

 キーボードは重要なのでAppleのWirelessキーボードを購入するわけにもいかないし。Apple Wirelessキーボードのレビューを読むとCaps Lockの反応がおそいそうで、Caps LockとControlを入れ替える自分にとっては致命的。

4. 最近Macのアップデートが多い。

 アップデート自体はいいのだけれど、もっとまとめて欲しいなぁ。そのたびに再起動するの面倒だよ。

5. 果たして「高速な」ファイルサーバーは必要か?

 TimeCapsuleなどを見るにつけ、高速である必要はないのかもしれないと最近思い出した。実際の使用状況を思い浮かべてみる。ファイルサーバーに置いておくものなんてたかがしれていて、動画ファイルとかになると思う。毎回それを見るわけは当然無く、見る必要があるときは再生速度に追いつくだけのスピードで転送が可能であればいい。

 とはいうものの、細かい設定やらしたいとなるとやっぱり自分で組み立てた方が良さそうなのは自明になるのかもしれない。

6. Tumblrについて

 右側のリンクにも出していますが、ずっと前からWebスクラップブックのTumblrをやっています。

milkcocoa.tumblr.com

 一時期Safari 3.1とSafariStandの相性が悪く、Tumblrが使いにくい時はほとんど使っていませんでしたが、SafariStandが更新されて無事使えるようになりました。以前は日に何回もFollowingしている人のフィードを読んでいたのですが(他の人のTumblrを読め、気に入ったエントリは簡単にReblogができる)、人数が増えてくるとあまりにも手間がかかるので、今は断腸の思いで自分で集めたものだけをTumblrしています。

 メール、チャット、twitter、Tumblr・・・etc。。。そういったものは便利である反面、情報があふれすぎてしまって、それをひたすらひらりマントでひらりひらりとやっていくしかないと、自分のことに集中できなくなります。人間の時間は有限である以上、こういった時間を極力減らさないと何も生み出さないで死んでしまいそうな、そんな切迫感に襲われます。

 そんな一方で、自分の集めてきたTumblrを見返してみると、ある程度の閾値で選んでいるつもりなので(時々なぜこれが?というものもありますが)、自分としては今見ても感心できるものが多いです。それはかけがえのない財産だなぁと感じます。こんなサービスは生み出せないものか?後から見直して、宝物だと思えるような、そんなサービス。そういった意味でTumblrは自分の中ではかなり重要な位置を占めています。

ポンジュース

 またもやウィルス性胃腸炎になりました。前回から一ヶ月くらいしか経っていないのに。前回よりは遙かにましなのですが、それでもおなかがきりきり痛みます。

 ふとポンジュースが飲みたくなって(ポンジュースが猛烈に飲みたくなるときが時々あります)、Amazonではいくらかな?なんて検索して、さらにGoogleで検索していたら、ニコニコ動画にこんなものが。

日々雑感: 2008/03/17

1. あまり悠長に過ごしている暇はないのだけれども、身体が重い。まるで悪寒がして熱が出る直前のような、背中から腰までが重くて力が抜けている感じがしている。何もやる気が起こらないのはまずい。読書ですらおっくう。風邪なのかなんなのか?何とか直って欲しいところ。

日々雑感 2008/03/15

1. ドロネー分割のプログラムは外接円の中心を求める関数がまずかったということが判明。試しに他の中心を求める関数に置き換えてみたら、うまく動くので。今までの部分はどこが悪かったのか見つけないと。

→ 見つかりました。たった一つの括弧の位置orz。

 ある程度きれいにできたら、せっかくなのでソースコード込みでアップロードしようと思う。この機会にMacのプログラミング環境であるCocoaについても知っておけるといいなと思ってやっています。

2. 上記作業をミスドでしていたら、隣に座っていた女の人が携帯電話片手に真理を突く。

知ってる?あのね、人生の三分の二は睡眠だよ(聞いたのは三分の二だったと思うのだけれども、三分の一が正しいと思う)。寝るのは死んでからいくらでもできるんだよ。

 前の文章は後の文章に論理的には繋がらないけれども、これは当たり前のなのだけれども非常に衝撃的だった。それまでただの世間話っぽいことをしていたようなのに。

3. トレンドを追いかけるよりも、トレンドを創る方が大事か。

 ついついトレンドを追いがちになってしまう自分に。

書評: ソニーをダメにした「普通」という病

ソニーをダメにした「普通」という病
著者: 横田宏信
ページ数: 190ページ
出版社: ゴマブックス
発売日: 2008年2月

 非常におもしろかった。改めて、自分がSONYが好きなことを知った。

 著者はSONYで部品検査部署に入り13年間働いた後、外資系企業などに勤め、企業コンサルティングをおこなっている。そして、古巣であるSONYに対してもコンサルティングをおこなうことになって、現状のSONYを目の当たりにする。

 この本で、かつてのSONY(失礼だが)が如何におもしろいことをやろうとしていて、普通ではないことをしようとしていたかが慣習や仕組みによりよくわかる。かつてのSONYは今のAppleやGoogleの元になっているかということも(Googleが直接意識しているかどうかは定かではないが)。

 実は話が出てくるわけではないのだけれど、現在のAppleが如何にこの「普通」という病にならないように経営がおこなわれているかということがよくわかる。スティーブ・ジョブズがAppleに復帰して、PDAのNewton始め様々な事業を中止し本当に必要とする事業だけを残し今に至るその間にやった、やっていることは、まるでかつてのSONYがやっていることのコピーなのではないかと思える。

 iPodとiTunesが台頭した時に浮き彫りになったのだけれども、実はコンテンツを持っていることはハードウェアメーカーにとってはアキレス腱になる可能性が大きいのかもしれない。コンテンツを持つグループ内の他の企業がある為に、過度に著作権保護をおこなったり、むしろコンピュータでは扱えなくしたりしたことが、iPodに破れた原因の一つであると考えられるから。

 これは本書にさらりと書かれていることだけれども、逆にAppleは自らコンテンツを持とうとはしていない。iTunes Storeはあくまでもユーザーとコンテンツを結びつける為の窓口でしかないし。このためにAppleは自らがいいと思った製品を誰にもはばかられることなく、出すことが可能となっているように見える。

 以前から思っていたことで、これも本書に書かれているのだけれど、そういうコンテンツ事業とか他のエレクトロニクスに関係ない事業が多すぎるし、企業として大きすぎるように感じる。Microsoftもそうだけれど、大きすぎると動かすのが大変で大きな変化に追従できないように見える。

 あと会社としての一つの軸を持つこと、今、それは選択と集中と呼ばれるのかもしれないけれども、やはりこれは非常に大事なのかもしれないと感じた。そして、その軸はある種、抽象的なものであることが望ましいのではないか。

 何が言いたいのか?

 AppleはMac OS Xという軸があったからこそiPhoneを作ることができた。Googleは検索という軸があったからこそ、これほどまでに繁栄し、今も世界にある情報をもれなく分類するという使命に向かって突き進んでいる。MicrosoftだってなんだかんだいってもWindowsというOSがある。こういうなにか基盤となるもの軸となるものがあるところは本当に強いのではないか?と思わずにはいられなかった。

 日本にはかつて人と違ったことをやろうとするSONYがあった。過去に思いを馳せても仕方がないのだけれども、いいたいのは決してそういうことができない民族ではないのだということである。少なくとも自分はそう信じるし、言い聞かせようと思う。人と違ったことはできると。

 この本は何度も読むことになりそうだ。

 目標まで残り174冊。