Monthly Archives: December 2006

2007年に向けて

 あと数時間で、2007年になります。ということで、ありきたりな抱負を。

 その前に、今年2006年を振り返ろうと思います。

 自分の中では、いろいろな変革があったなぁと思います。研究室の先生ともめて、そのおかげで自分にとっての倖せについて考え直したということ。それが一番大きいなぁと感じています。それに付随して、知識というところでとどまるのではなくて、本当の知恵を学びたくなって、今までしていなかった読書をするようになりました。

 そのおかげで、いかに学問という物がリンクしているのか、いかになにも知らないのか、いかに自分が食わず嫌いをしていたのかも見えてきました。心理学を少しずつ学んでいたら、当然宗教の問題にぶち当たりました。それで、宗教をなにも知らないので、とりあえずユダヤ教、キリスト教、イスラム教について書かれている本を読んでみたら、自分が如何になにも知らなかったのか、偏見をしていたのかが、よくわかります。そして、今まで嫌いだった、世界史もこういう人間模様を見ているとおもしろいものだということに気がつきました。

 また、今年は初めてMacを使い出した年でした。昨年2005年に授業でkeynoteによるすばらしいプレゼンを見てから、Macの虜になって、いつか買いたい買いたいと思っていました。MacBookが出てきて、これはほしいと思って購入。ちょっと前にWindowsマシンを購入していたのですが、いつの間にかMacばかりを使っていて、Windowsはほとんどさわらず、売ってしまいました。

 初めて独自ドメインでblogを始めてみることにしました。まだまだ、デザイン的な不満があるのですが、それは追々直していこうと思います。

 最初の目標は、もっともっとたくさんの本を読むということ。でも、これでは漠然としていますので、以前続けていたやっぱり一月に10冊は読むというのを再開するということ。そして、願わくば1年間に200冊を読むということを達成したいと思っています。

 ただし、実は一度読むだけでは頭に入らないような気がしています。ですので、何度も読むということが少しでも出来たらいいなぁと思っています。

 そして、出来るだけ書評が出来るようになりたいですね。これは簡単に見えて非常に難しいことで、はじめはうまく行かないかもしれませんが、やっぱり地道でも続けることに意味があるような気がします。自分の中でどう「編集」するのか?その編集スタイルという物を身につけるということが肝になってくると思っています。

 このblogは、まだまだ自分が思っているレベルでエントリを書けている状況ではありません。書くことは本当に難しい。これをいかに上げていくか、すごく抽象的ですが、模索を続けようと思います。

 あと、上で書きましたようにデザインの問題。まだまだ気に入らないところがあるので、少しずつよくしていきたいと思います。

 最近は少しずつ載せていますが、来年はもっといろいろなところに食べに行きたいと思っています。そして、もっと一人の時間を謳歌できるようになりたいなぁと思います。一人の時間を楽しめるというのは、大事なのではないかと漠然と思っているわけです。

 なぜ〜するのか?という意志決定の問題というのはふつうの人はなかなかしません。それを少しずつ出来るようになっていきたいと思っています。

 人に感謝することは言うまでもなく、一番大事なことの一つだと思っています。いつも心に感謝を。

 と、書いていて、色々出てきて、とどまるところを知りません(笑)。一つ一つやっていきたいと思います。

 こんな長文を読んでいただきどうもありがとうございます。読んでいただけることに感謝です。来年も皆さんが倖せに過ごせますように。では、よいお年を。

Wiiリモコン with MacBook その後・・・

 以前のエントリで紹介しましたMacでWiiリモコンを使うためのソフトDarwiinRemoteですが、先日バージョン0.4にアップデートされました。

DarwiinRemote

 早速インストールして使ってみましたが、オートキャリブレーションが導入されたためかかなり意図したように動かせるようになりました。あと、Windows版の作者の方がデモをみせてくれているので、わかったのですが、動かし方にもコツがありましす。上下はそのまま振ればいいのですが、左右はリモコンを回転させるようにするとうまく行きます。

 まだまだ、ダブルクリックが出来なかったり、十字ボタンのキーリピートが出来ないなどがあるようですが、これからも期待大です。

こうの史代: 長い道

 昔から阿吽の呼吸などといいますが、心にはどうやら波長というものがあるような気がします。心の波長が合ってくると、ちょっとした変化から気持ちの変化が読み取れてしまったり。今日はいいことあったのかなとか、そうでないのかなとか。

L25でオススメされてました

長い道
著者: こうの史代
ページ数: 213ページ
出版社: 双葉社
発売日: 2005年7月28日

 研究室においてあった、L25でオススメされていて、興味を持ったので買ってみました。

あらすじなど

 両親が勝手に結婚することに決めてしまった荘介どのと道の物語。荘介どのの方は、全然タイプではないといい、しばしば浮気をするわ、道を質に入れようとするは、本当にひどいと言ったらひどい。一方で、道はそんな生活にもかかわらず文句の一つも言わず、健気に淡々と家事をこなし、アルバイトもする。

 一見全く不幸そうな二人ですが、なぜか倖せそうなところに、この漫画の非日常的というかおもしろさがあるのでしょう。

 浮気などをしつつ、道が風邪を引いたら心配そうに看病をする荘介どの。一見何も考えていないような、全くとんちんかんな答えをしつつ、意外と実は色々と考えているだろうということを思わせる雰囲気を漂わせる道。どうして、こんなにも楽しそうにみえるのでしょうか???

 そんなのらりくらりとした雰囲気がこの漫画全体にも、ギャグとシリアスの絶妙なバランスとして漂っています。

 ゆっくりと時がが流れる日常を過ごしながら、お互いにだんだんと情なのか愛なのかが生まれてきます。浮気をしても道の働く姿を見て、道の元に戻ってくる荘介どの。不思議な力だけれど、「そうですか」の話からもわかる気がします。以前、自己愛のところで受け入れてくれる存在がいることでというようなことを書いたと思いますが、道の存在は荘介どのにとって実はそういうものなのでしょうね。

心に残った言葉

 いくつか心に残ったことがあるので、挙げておきます。

叶うと いいです ねえ

ねえ 荘介どの

おカネのほうは よくわからない けど
もし 荘介どのの願いがかなって
本当に大切だ と思う人に 出逢った時
おかえりと 言うのは わたしでは なくなるの かもね

でも そういう事なら いいのです
シアワセになったかなあ と心配しなくてもすむもの

竹林どのの時みたいに

こうの史代『長い道』

でも 判ってる しな
そうそう 忘れるもので ない事ぐらい
相手が 生きていても
十年経っても
そして 新しい 好きな人が 出来ても

(略)

…竹林どの
わたしも シアワセになっても いいのですよね?

こうの史代『長い道』

ほんと馬鹿
おれなんかと 結婚しちゃってさ
…今さら イヤだって言っても おれもう別れて やんないかもよ

こうの史代『長い道』

 と、ここまで書いて物語で重要な竹林どののことを書くのを忘れてしまいましたw。

 最後に一言書いておくと、どの道を選ぶかよりも、選んだ道でどう生きるかが重要ということをここでもいっているのかなぁなんて思いました。

レゴのCDケース

Click Brickに行ってきました

 先日、南町田のグランベリーモール内にあるレゴ専門店Click Brickに行ってきました。子どもの頃からレゴは大好きで、レゴでスプーとかみせられちゃうと、やってみたいなぁと思わずにはいられません。

 今回は研究室の友人がプレゼント用の小物を買いに行くというので付いていった訳なんですが、第一印象レゴってそんな値段だったっけ?という気がしました。子どもの頃はなかなか買ってもらえなかったので、かなり高いイメージがありました。自分の金銭感覚が麻痺しているだけかもしれませんが、そんなでもない。

 あと、やっぱり巨大なのは箱が思った以上に大きい!!!でも、子どもの頃はできなかった大きいの作ってみたいなぁって言う気持ちはそれなりにあるんですよね・・・。置き場所に困ると思いますが(笑)。

とりえあず・・・

 そんななかで、とりあえずゲットしたのがこれ!

 なんといってもデザインがかわいかったから!!!前に、120枚ぐらいはいるCDケースを買ったんですが、かさばる上そんなに使わないので、ちょうどいいなと思って。この骨キャラが好きです。黒もあって、MacBookのようにどちらの色にしようか迷ったんですが、今回は残りが1つだった白にしました。

Wiiリモコン with MacBook

ただしリモコンだけ

 Wiiリモコンもとい、はじめてのWiiパックを購入しました。リモコンだけかって何に使うの?と思われるかもしれませんが、Bluetoothで接続できるのでMacに接続して遊んでみたくて。

はじめてのWiiパック
発売日:2006年12月2日

接続

 実際に使うためにはMac用にはDarwiinRemoteというソフトが必要です。

DarwiinRemote

 すでにWireless Mighty MouseでBluetoothを使ったことがあるので、簡単と思いきや、ちょっと引っかかりました。メニューバーの「Bluetooth デバイスを設定…」で以下の画面が現れるのですが、ここで「マウス」かと思って、「マウス」にすると見つかりません。

なので、上の図のように「任意のデバイス」にしないといけません。

 Wiiリモコンの下の方にある「1」、「2」ボタンを両方押しっぱなしにしていると、無事にデバイスを検索してくれるのですが・・・

 最後の画面で以下のようにエラーが出てうまく行きません。

 ただし、この時点でDarwiinRemoteを起動してみたところ、とりあえずなんだかよくわかりませんが、動いているので、これでいいのかな?と思って使っています。

実際に使ってみたところ・・・

 Wiiリモコンは電池を二つ入れるので結構ずっしりとして重量感があります。持ちやすさはふつうかなぁ。可もなく、不可もなくという感じがします。

 Wiiリモコンに入っている加速度センサーにより、一応ポインタにはなりますが、試してみたところかなり難しい感じ・・・。でもAボタンがクリックになり、keynoteでプレゼンや、Apple Remote 1 の使えなかったParallels上で動いているPowerPointには難なく使えるので、とてもいい感じです。

参考

ITmedia Biz.ID:WiiリモコンでPowerPointを操作できるか
WiiリモコンでGoogle Earthを動かす

  1. Apple謹製リモコン。最近のMacにはほとんど付属しているのでは? []

人は逃げ込める存在があって初めて、強くなれるのかもしれない

自己愛について書きましたが・・・

 先日、自己愛についてのエントリを書きました。そこで、自己愛についての重要性について自分なりに今思っていることを記してみました。しかしながら、自己愛があまりない人にとって、自己愛を高めるというか、自己存在の肯定感を高めることを自ずからやろうとするのはなかなか困難なことだと思います。

独りでやろうとするのはなかなか難しいから

 その先日のエントリの最後に、自分が伝えるべきだと考えていることとして

あなたは存在するだけでいいだよ、すばらしいんだよということをですね。

と書きました。誰かに存在を肯定してもらえるというのはとても嬉しいことなのではないか?と思います。

 繰り返しになってしまいますが、そもそも自己存在の肯定があまりできていないのだから、自ずから肯定をするのはなかなか難しい。だから、最初は他の誰かに肯定してもらう。人は、それを母親であったり、恋人であったり、そのほかの人にしてほしいわけです。

 ただ、自分は自己存在の肯定を高めてあげることと、ほめることとは何か微妙に違う気がします 1 。ほめることというのは 2、その無条件的な肯定ではなく、条件的な肯定の気がするのです。自己愛が低い人に真っ向からほめると、逆に自分はそんなにほめられる存在ではないと思う場合があったりして。ですから、まずは無条件的な肯定をするということが非常に大切なのではないかと思います。

恐怖に立ち向かうということ

 当たり前の話ですが、人間は恐怖をおそれます。では、「強い」ということというのはどういうことでしょうか?その解釈の一つに、失敗をおそれずに現実に立ち向かっていくということがあるのであれば、失敗をおそれないということが重要になります。

 そのためには・・・

失敗しても大丈夫。失敗しても、存在は否定されない。

ということが必要なのではないでしょうか。

 なので、失敗をおそれないということの鍵には、自己存在の肯定が大きく関与すると思わずにはいられません。ですから、このタイトルにある「人は逃げ込める存在があって初めて、強くなれるのかもしれない」と思うわけです。

最後に・・・

 フルーツバスケットでこんな記述があります。

側に 近くにいて
俺の
こんな俺の言葉をきいてくれた

呆れるでも
叱るでもなく

何度も
何度も

・・・何度も
受け止めてくれた・・・

(略)

だから
嬉しかった・・・

他人の弱音を嫌な顔ひとつしないでじっと
きいてくれたこと

受け止めてくれたこと

弱い人間も存在るんだってことを
否定しないでくれたこと・・・

嬉しかったんだ
安心 したんだ・・・

高屋奈月『フルーツバスケット』 第85, 86話

ここまで読んでいただければ、この言葉を発した由希の心理を、きっと追うことができるのではないかと思います。

  1. 正確にはこの両者には重なりある部分も多分にあると思いますが・・・。 []
  2. 先ほども述べたように、これはほめることの「一部」です。 []

バリ料理のTANAHLOT

実は続きが・・・

 実は、先日のフルーツパーラー フクナガには続きがあってですね、動物写真家の岩合光昭さんの写真展を見に行ったり、時代屋という歴史物グッズを扱っている店などに行ったりしました。

 岩合さんの写真展は数が少なかったのが残念だけれど、やっぱり動物ってかわいいというか、美しいんですよね。不思議と。

 時代屋というのも初めて入ったんですが、なかなかおもしろいものが売っていました。歴史全然知らない自分でもなかなか楽しかった!

岩合光昭写真展「Alcheringa/最古の時をいまに刻む、オーストラリア」
時代屋

初めてのバリ料理☆

 生まれて初めて???バリ料理を食べました。四ッ谷にあるTANAHLOT(タナロット)というお店。食べたやつの名前は覚えてません(笑)。

ぐるなび – TANAHLOT

写真撮り忘れて混ぜちゃったあとのサラダ

rimg0044.jpg

rimg0046.jpg

串焼き

チキンカレー

 取り忘れてたけど、他にももう1品頼んでいたような気がします。なんだっけかなぁ?食べたものあんまり覚えていられない人なんですよね・・・。

 気づけば、鶏肉ばっかり頼んでました(笑)。まあ、鶏肉好きだからいいのだけれど。

 あと、意外とピリ辛です。メニューには一応辛さの度合いが書いてあるのですが、何にも書いていないのでも結構辛い。癖のあるやつもちょっとあったと思うけれど、なかなかおいしかった!

 それにしてもCaplio R5が暗いところにめっぽう弱いので、幾分ぶれている写真があるのが残念です。一応撮ったその場で確認して明らかにぶれているやつは撮り直しているのですが・・・。

 やっぱり、こういう暗いところではもうちょっとぶれないやつを買わんといけないのかなぁ???景色とかはキレイに撮れると思うので、好きではあるけれど。

フルーツパーラー フクナガ

実は結構有名???

 とあるblogを見ていて、おいしそうだった四ッ谷にあるフルーツパーラー フクナガに行ってきました。

 店内はうーん、おしゃれだとは決して言えないと思います(笑)。で、店主のおじさんの第一印象。

 こ、、、こわい・・・。

 こわかったです(>_<;)。

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イノベーションのジレンマを打ち破ろうとする、任天堂

まさにイノベーションのジレンマ

 どんどんと、画質が良くなるというスペック競争に陥ってしまったゲーム業界。そこはまさに、イノベーションのジレンマで書かれているような状況になってしまったわけです。

イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
著者: Clayton M. Christensen
出版社: 翔泳社; 増補改訂版
ページ数: 327ページ
発売日: 2001年7月

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Wiiがほしい

 去年の今頃、DSで10年ぶりにゲーム機を買ったわけですが、最近はWiiがほしいなぁと思っています。Wii Sportsすごくおもしろそう。薬局の事務さんもWiiほしい!って言ってて、やっぱりこれはくるな!ってかなり思います。DSで十分その力はわかっているので(DSの時は鈍かったのでそのすごさにピンとこなかった)、余計どんなのが出てくるのかワクワクします。

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