Monthly Archives: October 2007

LeopardでFlash Playerのベータ版がインストールできなかった

 LeopardについているSafariは頻繁に落ちるのですが、どうやらFlash Playerが原因「らしい」とのことで、Flash Playerを最新版のベータ版のものにすると収まるそうです。

 それで、実際にインストールしようと思い、Adobe Labsにいってダウンロードをしてきて、いざインストールと思ってインストールしたところ、実際にはインストールができていません。おかしいなと思って、何度やってみても同じ。

 /Library/Internet Plug-Insフォルダにプラグインが入るので、そこをのぞいてみたところFlash Player.pluginのサイズが0 Bになっていました。

 ここでターミナルを開いて、パーミッションを確認してみたところ504とかいう謎な人になっていました。実はFlash Playerのインストールの際には特にあのパスワードを教えてくださいという認証ステップがありませんでした。だからつまずいたのだろうと思って、一時的にchownでパーミッションを変えることに。

sudo chown -R ユーザー名 /Library/Internet Plug-Ins/

 そうしてもう一度インストールしてみたところ、無事に11 MBほどのファイルが作成されていました。あとはこのパーミッションが正しいのかどうかは謎なのですが、とりあえず元に戻しておきましょう。

sudo chown -R 504 /Library/Internet Plug-Ins/

 一瞬焦りました。というか、ほかの方々はどうなんでしょうかね?皆さんこんな504とかいう謎な人ではないのかなぁ?ちょっと不安です。念のため、ディスクユーティリティでアクセス権の修復をやってみようかな。

追記:アクセス権の修復をやってみたら無事rootになりました。ということで、何か問題が出た方はディスクユーティリティを起動して、アクセス権の修復をやってみましょう。

Macでも使える玄箱のプリンタ共有

だいぶ前に途中まで書いたっきりほっぽり出していた記事ですが、Leopardを入れてプリンタの設定を消してしまったので、どうやってやったかなぁと試行錯誤してしまいました。そのため、自分メモとしてちょっと手を加えてアップロードをしようと思います。

 1年以上前に、玄箱を導入しまして、プリンタ共有をやっていました。Linuxはほとんど使ったことがなかったので、よくわからないままにやって(非常に危険)とりあえず動いていたので満足していたのですが、MacBookを導入してからMacで印刷が出来ず困っていました。

 その状態でしばらくの間放置していたのですが、一念発起してなんとか使えないかと思って、いろいろ調べてみました。

 どうやらCUPSというのを使って、RAWモードというモードで設定してやればいいみたいだという感じがしました。

 以下の2つの設定ファイルで、以下のように書き換えコメントアウトを外します。

[/etc/cups/mime.types]
変更前
#application/octet-stream

変更後
application/octet-stream

[/etc/cups/mime.convs]
変更前
#application/octet-stream application/vnd.cups-raw 0 –

変更後
application/octet-stream application/vnd.cups-raw 0 –

 ここから後は、ブラウザでhttp://IP:631/にアクセスして実際に使うプリンタを登録します。RAWモードにしちゃいますので(ドライバはクライアント任せ)ドライバの心配をする必要はありません。

 ちなみに、rootとrootのパスワードでログインします。

 適当に省略しますが、「管理」画面を開いて名前などを適当に入力します。次の画面で接続している場所を選んで(USBで接続していればUSB)、メーカー名を「Raw」にします。

 あとはMac側の設定なのですが、言葉でうだうだ説明するよりも画像にしてしまった方がいいでしょう。

Time Machineなんてイラネと思っていたけれど

 Time Machineなんてイラネと思っていたけれど、今はすごく使いたい。

 やっぱりつないでおくだけで勝手にやってくれるのだから、使わないでおくのはもったいない気がしてきました。というわけで、近々外付けHDDを購入しようと思います。

 本当にこんなに満足度が高いOSを使ったのは初めてかも。それぐらいべた褒めしていいと思う。

 ただ、一つ難点はLeopardに変えてからこのWordPressでEmacsキーバインドを使おうとすると、ショートカットが割り振られているのか、予期せぬ動作に・・・。たとえば、C-pで次の文字に移行と思ったらPublishされちゃったYo!とか。でも、これはたぶんWordPressの問題だからなぁ。何とかならないものか。

Mac OS X Leopard 感想2

 先ほどからずっと使っているのですが、本当に宣伝じゃないんですが、びっくりするほど快適になりました。まず虹色くるくるが出ない。本当に出ません。起動も爆走だし。

 今までは空き容量が足りなかったのもあるかもしれませんが、Parallelsを起動してXPを立ち上げている最中はほとんど何もほかの操作ができませんでした。3.0になってから特に。Leopardだと確かに少し重くなったかなぁという感じがしますが、問題なし!!!全く関係なくシステムが反応してくれます。

 一番、気になっていたところが修正してくれたおかげで、本当に快適なシステムになりました。

Mac OS X Leopard 感想1

 本当は昨日導入しようと思ったのですが、家に誰もいなかったので再配達になってしまい、今日届きました。

 ただし以下の感想はHDDを7,200 rpmのものに交換したという事実も含めて考えてください。

 先ほど導入してみましたが、とにかく高速!!!spotlightがアホみたいに速くなっています。

 システムも本当に高速になっていて、アプリケーションの起動は今まではそこそこ待たされる印象ですが、今は全然待たされず、さくっと起動してくれます。

 まだまだ環境移行中なのでまた書きます。

タイムリーな話題

 先日から、遊びポイントの話をしていますが、茂木健一郎さんがそれと同じことを(自分のネタ元は「プロフェッショナル仕事の流儀」の古澤先生の回なのだけれど)言っています。めちゃめちゃ大事なことを言っているので、一度は聞いておかれるとよろしいかと思います。

脳のふしぎを探る – 茂木健一郎 クオリア日記

ががーん

 Leopardのインストールは、購入した2.5 inch HDDをUSBの外付けドライブに変形できるケースに入れて、USBにつなげます。そこにインストールをして、さらに今までのデータを外付けドライブにコピーしてという手順を取ろうと思っています。なので、SATA用のHDDケースが必要です。

 SATA用のHDDケースGW2.5AI-SU2を注文したのですが、発送が最短翌営業日になっていたのに気がつかず、最短営業日と勝手に読み替えてしまいました。

 土日にインストールをしようと思ったら、なんと届くのは27日。。。仕方がないので、明日の仕事帰りにヨドバシカメラに行って買ってくることにします。

 念のため、Adobe Illustrator CS3や、iTunes Storeなどで購入したアクチベーションが必要となるものは解除しておきます。他に何かあったっけかなぁ?

れおぱる丼、届きました

 昨日から体調がどうにも優れなくて、昨晩はかなり寝たんですがまだだるいです。

 そんななか、れおぱる丼さん(新しいMac OS X 10.5 Leopard)が到着しました。

 先ほど、新しいHDD(HTS722020K9SA00)と外付け用のケース(GW2.5AI-SU2)を買ったので、それらが到着してから入れることになると思われます。

 箱から出してみました。やっぱり、Appleのパッケージデザインは秀逸です。

遊び方を見つけるということ

 先日の、「意志とか努力とか」のエントリでコメントをいただいたのですが、もう少し書こうと思います。

 コメントでも書いていますが、自分を怠惰なものだと割り切ってしまって、どうやって長続きをさせるかに注力する必要があり、それはなんでも良いと。そういったなかで、遊び化してしまうとそれは遊びであるから、努力ではなくなり、勝手にやるでしょうと言うことがポイントです。

 ふと、ヴィクトール・E・フランクルの言葉がつながりました。彼はアウシュビッツの強制収容所での生活の様子を記録した名著「夜と霧」で次のようにいっています。

ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。哲学用語を使えば、コペルニクス的転換が必要なのであり、もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。

ヴィクトール・E・フランクル 『夜と霧 新版』 1
夜と霧 新版
著者: ヴィクトール・E・フランクル
ページ数: 169ページ
出版社: みすず書房
発売日: 2002年11月6日
夜と霧
著者: ヴィクトール・E・フランクル
ページ数: 208ページ
出版社: みすず書房
発売日: 1985年1月

 同じことだと。どうも人は勉強や仕事やその他諸々に「楽しましてもらうこと」を期待してしまうような気がします。でも、そうじゃなくて、楽しましてもらうのではなく、コペルニクス的転換をしてどうやって楽しむか?という問いの前に立っていることを思い知るべきなのかもしれません。

 であるから、どう楽しむかを工夫する。そこに一番注力をすべきではないのかという問題にすり替わります 2

  1. 新版は原著の改訂版を使っているのと、訳者が違う、強制収容所での日常の写真が削除されているなどの違いがあるようです。私が持っているのは、新版なので新版から抜き出してきました。 []
  2. 一番かどうかは定かではありませんが、注力すべき問題には変わりないのかと思います []

I’ll be back!

 今のところ、自分が乗っている船が、未来を見渡したすごい船なのか、それとも実はそう見えるだけで泥船なのかわかりません。

 でも、もし泥船であれば、船と一緒に一緒に沈み込みながら、I’ll be back!といえばいいのではないかと思うわけです。無駄なことは何もないと思えばそれでいい。