超えてゆく

土曜日にとある人と飲んだ。

普通の人だったので(別に悪い意味ではなく)、果たして話が続くのかな?と内心どきどきだったけれども、話してみたらプライベートのことを普通に話せた。
相手も話しやすかったから、腹黒い自分を見せてしまったけれども話せてすっきりしたと言っていて、本当によかったと思う。
自分は酔っぱらった勢いで相当痛いことを言っていたような気がするが、まあいいかな。
佐藤という芋焼酎が本当においしかった。

そのときに指摘されたのは、「さっきから超えてゆく、超えてゆくといっているけれども、そんなに嫌だったら無理することはないんじゃない?」って。
そんなに自分が超えてゆくということを言っていたなんて気づきもしなかった。

その後色々と考えて、無理をしているわけではないと思った。
ただ自分は、いつの間にか少しずつこういう自分になりたい、こういう日々を送りたいと思うようになっていて、なんとかそれに向かっていけないかと思っているだけだった。
こういう自分になりたいということだから、別に無理をしている訳でもないし、ある意味楽しんでいる訳で、努力している訳でもない。

昔よりも少しだけ、他人との比較を良い意味で脱出しようとしているのが嬉しい。
問題をきちんと見ようとすると、深く追究せざるを得なくて、そのうちに比較から脱出できるのかもしれない。
毎日を過去の自分との微分で考える。
そんな風に過ごしたいと思います。