OMakeを使ってLaTeXをコンパイルする場合には、DVIPDFMFLAGSも指定した方が吉

あたくしも早速OMakeを使ってLaTeXのコンパイルをしてみました。
OMake つかって LaTeX コンパイルしたら簡単すぎて身長が5cm伸びた – 日記を書く[・ _ゝ・]はやみずさん

なぜかMacPortsではインストールに失敗したので、ソースからコンパイルしました。
そのまま自分がやった手順を書きました(なので冗長です)。

1. MacPortsで

sudo port install omake

2. OCamlのインストールは成功するものの、Omakeのインストールは失敗する。

3. パッケージだとどこにインストールされるかわかったものではないので、ソースからコンパイルしインストールすることに。

wget http://omake.metaprl.org/downloads/omake-0.9.8.5-3.tar.gz
tar xvf omake-0.9.8.5-3.tar.gz
cd omake-0.9.8.5

4. INSTALLというドキュメントを読む
 普通にインストールすると/usr/localにインストールされるようなので、そのままで行くことにする。

make bootstrap
sudo make install

5. texファイルがおいてあるディレクトリで

omake --install

6. OMake つかって LaTeX コンパイルしたら簡単すぎて身長が5cm伸びた – 日記を書く[・ _ゝ・]はやみずさんを参考にOMakefileを編集する。
 今回は200812.texというファイルだったので、

LATEX = platex
DVIPDFM = dvipdfmx

LaTeXDocument(document, document)

.DEFAULT: 200812.pdf 200812.dvi

7. コマンドを実行する。

omake -P --verbose

8. ファイルを更新してもコンパイルされない!おかしいぞ!と思う。
 6.のLaTeXDocument(document, document)のdocumentも200812で置き換えなければならないことに気がつく。

9. 無事にファイルが更新されるとpdfが作成されるようになったが、余白がおかしいことに気がつく。
 実行されるコマンドを見てみると

dvipdfmx -p letter -o 200810.pdf 200810.dvi

というコマンドが実行されていて、これが原因と気がつく。

10. OMakefileファイルでDVIPDFMFLAGSを指定する。

DVIPDFMFLAGS =

でもよいし、A4であれば

DVIPDFMFLAGS = -p a4

と指定すればいい。

Emacsでコンパイルが簡単とはいえ、自動的にやってくれるのはやっぱり楽でした。

P.S. いい加減preタグが汚いスタイルシート直したいな。