「幻影夢想」を読みました

唯一買っている漫画です

 唯一買っている漫画「フルーツバスケット」
 
 「フルーツバスケット」についてはまた書きますが、今日はその作者の高屋奈月さんの初期の作品、「幻影夢想」「翼を持つ者」を買いましたというか届きました。

やっぱり高屋奈月ワールドでした

 とりあえず「幻影夢想」を読んでみたのですが、多少話がわかりにくかったりした(誰が誰だかわからないw。自分の理解力がないだけかも)他はやっぱり高屋奈月ワールド全開ですよ。

 こんな言葉で書くとすごい陳腐なんですけれど、「フルーツバスケット」同様、人間の本質を、綺麗さ、汚さ、強さ、弱さ、そしてその葛藤を、真っ向勝負で決して逃げることなく描いています。それを通して、高屋さんが伝えたいことがたくさん、たくさん、キラキラと詰まっていて・・・。

きっと「ホンモノ」を知っているからこそ紡ぎ出される言葉

 どうしてこの人は、こんなにも人を救う言葉を、キラキラした言葉を、さも簡単そうに、紡ぎ出してしまうんだろう?(もちろん簡単ではないと思いますよ。そう見えるというだけです。)

 それが自分が買い続ける理由なんですけどね。

 ラストが想像以上に綺麗でした。とにかく「買い!」の一言です。

人間は自分自身を ちゃんと知るべきなの

自分の限界を 愚かさや 無力さを
ちゃんと理解するべきなの

自分を知って初めて他人を思いやれる
必要だと思える
愛しいと 思えるから