フルーツバスケット 21巻

指折り数えて待っていました

 昨日は指折り数えて待っていたフルーツバスケット21巻の発売日でした。

フルーツバスケット 第21巻
作者:高屋 奈月
出版社:白泉社
発売日:2006年9月19日

 今となってはかなり悟っていることもたくさんあるんです。でも、改めてこうやって作品にしていただいて、他人の言葉にしていただいて、また得ることもたくさんあるんです。

反省しました

 今回はまた反省させられました。過去の大切にすべきものを大切にしなかった自分。

 本当は「奇跡」だったのに、「当たり前」だと思って、そんなことにすら気づかず、それを大切にしなかった自分。

じゃあ
これからは大切に すればいい

誰かにとって それは馬鹿でも
自分にとって 馬鹿じゃないなら

自分は

大事に・・・
大切にすればいいんだ

・・・それだけの ことだよ

高屋 奈月『フルーツバスケット』第21巻 第124話

これからは、こういう風に生きてゆきたい。

透君は強すぎる

 大好きな夾にあんな風に言われても、そんな直後にでも、慊人に手をさしのべることができる透君は強すぎます。それはきっと人の心の中に存在する弱さ、寂しさを本当によくわかっているからなんじゃないかなって。そうじゃなきゃ、あんなことはできない。

今回も引用したいところはたくさん

 引用したいところはたくさんあります。大切な言葉はたくさんあります。何度も読んで、何度も心で感じて、何度も頭で考えて・・・。

ひとつも道を間違えず
生きていけたなら良かった

優しい世界で
生きていけたなら 良かった

不安も無く 恐れも無く
他人を傷つけず
自分も傷つけられず
正しい行いだけをして
自分が望む 優しい世界へ
最短の道筋で

辿りつけたなら 良かった

「間違ってる」とか
「バカだな」とか
他人の人生(みち)なら
好きなだけ
無責任なこと 言えるのに

ひとつも
道を間違えず 生きていけたなら
良かったけど

無いんだ そんな道筋(もの)

失敗して つまづいて
迷って 間違って
少しずつ 一歩ずつ
歩いていくしかないんだ

自分の足で
傷だらけになっても
いつか辿りつく
何かの元へ

誰かの元へ

高屋 奈月『フルーツバスケット』第21巻 第123話