最近はもっぱらプレゼン用のスライドをkeynoteを使って作っています。iWork ’06というパッケージに含まれているのですが、すばらしいプレゼンソフトだと思います。次のiWork ’07も楽しみです。
keynoteを使うのに個人的に必要なのが数式の表示。もっともこれはLaTeXで書いて、PDFにして貼り付ければいいのですけれどもいちいちやるのは大変に面倒です。
それを簡単にするためのソフトが、LaTeXiTです 1 。
こんな感じで、数式を入力するだけでPDFを作ってくれます。あとは、画像をドラッグするだけ!keynoteに埋め込み完了です。
ただ、自分の中で問題だったのは、日本語が文字化けしてしまうこと。Preference-Preambleをしらべてみると
\usepackage[utf8]{inputenc}
の一行が。実際LaTeXitのソースをみても、UTF-8に変換して渡しているような気がします。
もしかしたらUTF-8で処理しているのかしら?と思って、Windows用のW32TeXに含まれているpLaTeXもUTF-8ソースの読み込みが可能になったみたいなので 2 、これからはUTF-8だろ!みたいな適当なノリでMacPortsでUTF-8版のpLaTeXに切り替えてしまいました。
でも、実はこれだけでもダメで、platexとdvipdfmxを使うようにしないと化けます。自分はこんな風に設定しました 3 。
これで、無事日本語も入力できるようになりました 4 。
あとはPreference-Preambleで、otf.styも使うようにすれば、もう少し倖せになるかもしれません。