さよなら、カスラック!!!という希望

EMI Music、GoogleおよびYouTubeとライセンス契約を締結
 どんどん世界は進みます。

 素晴らしいのはここ。

これに関連して、EMI、YouTube、Googleの3社は、こうしたユーザーが作成したビデオコンテンツの中でEMIの著作物を利用する際のビジネスモデルを共同開発することで合意した。その手段の1つとして、EMIは同社の著作物がYouTubeの中でどのように使用されているかを確認するためにYouTubeのコンテンツ管理ツールを使用し、これらのコンテンツから収益を得て、所属アーティストに支払いを行なう。これらのツールはEMIの著作物が違法に扱われた場合にYouTubeから削除する場合にも使用されることになっている。

 技術をユーザーを縛るために使うのではなく、アーティストに還元する方向に使う。かなり感動してしまいました。

 先日のiTunesのDRMなし版であるiTunes Plusでは、海外のEMIだけ対応するのかと思いきや、日本のEMIも対応したので(値段が高いのはあれですが・・・)もしかしたらのもしかしたらと期待をしてしまいます。これが実現すると、アーティストにほぼ直接お金が行くようになるので、カスラックがまさに骨抜きになります(といいつつ、カスラックは管理料と称してYouTubeに請求しようとするのは目に見えていますが・・・)。なので、この状況を打開するためにも日本のEMIには頑張ってほしいなぁと思います。

 とにかく、あんな悪徳企業はなんとしてもつぶさないといけない。創造的破壊が必要です。AppleがMDに向けたこのキャッチコピーを餞(はなむけ)に。

Hello YouTube. Goodbye JASRAC.