モーニング・ページをやってみる

我が積ん読本の一つに「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本がある。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。
著者: Julia Cameron
ページ数: 262ページ
出版社: サンマーク出版
発売日: 2001年4月

創造性を高めるためのワークをするという自助本なのだけれども、サンマーク出版でスピリチュアル云々と出てくるので、一部の人が怒り狂うのかもしれないけれども、それは置いておくことにする(私は興味がない)。
といいつつも、最初にこの本を手に取ったのは2年以上前だと思うのだけれども(いつ買ったのかは憶えていない) 、そのときははじめにの部分でくらくらして、ほとんど読まずに放置したのだと思う。

今回もくらくらするはしたのだけれども、そこを読み通して、最初の部分に出てくる「モーニング・ページ」というところを読んでぴーんと来た。

モーニング・ページというのは朝起きて、3枚ほど(どんな大きさかは知らないが)自分の思ったことをそのまま書き出す作業のこと。
特に何を書かなければならないということでもない。
何も浮かばないのであれば「何も浮かばない」と書き続ければいいそう。

この作業を毎朝続けるということが大事なんだそうだ。

ぴーんと来た理由はこの書き出すという作業。
思ったことをありのままに書き出す作業というのは心の掃除なるのではないかと思った。

これとはちょっと違うが、David Allenによって提唱されたGTDという仕事の仕方と似ているなと思った。
Getting Things Done – Wikipedia

Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity
著者: David Allen
ページ数: 267ページ
出版社: Penguin USA
発売日: 2003年1月

GTDも頭の中に入っているタスクを全部書き出してしまうことで、頭がすっきりし、あとはそのタスクだけをすれば良いという安心感が残る。

このモーニング・ページも漠然と思っていることを漠然としたまま書き出してしまうことで、頭がすっきりするのではないかと。
そこが同じ部分なのではないかと感じた。

実際、今日モーニング・ページをやってみたが、つらつらと脈絡もなく思っていることを書くのはそこそこ楽しいことなのかもしれないと感じた。
少し続けてみようと思う。