レセプトオンライン請求でPPPoEマルチセッションのセッション数制限にはまる

以前、レセプトオンライン請求の準備 0などと題して、レセプトオンライン化をする際の手順について記そうと思いましたが、如何せん面倒になって放置していました。

その後、無事に請求キットなどが届き、設定をしてつなげようとしました。
が、なかなか繋がらない。

接続にはフレッツ光を使ったIP-VPNというものを使用しています。
終端装置にはPR-200NEを使っていて、そのルーター機能は使用せず、別の無線ブロードバンドルーターをつなげ普段のインターネットに利用しています。1
請求の際にはPR-200NEに直接、請求用PCをLANケーブルでつなげ、Windows XPのPPPoE接続機能2を使用してつなげます。

しかしながら、PPPoEで接続するのがなかなかうまく行かず、確認試験や昨日行った請求の際にはPR200NEのPPPoEブリッジをオン・オフを繰り返しているうちにいつか接続できるという場当たり的な方法でやっていました。

今日、もう一度接続する必要が出てきて、その時は他の方がやったのですが、どうもうまく行かないらしい。
また明日自分がやってみるからということでその場の話は終わりにしたのですが、少し考えてみるとフレッツ光のマルチセッション数の制限に引っかかっていたのではないかという気がしてきました。

フレッツ光にはマルチセッションという一度に複数の接続先に接続できるという機能がありますが、これは普通のフレッツ光では2に制限されています。(フレッツセッションプラスというもので300円/接続で増やせるようです)
そして2セッション使っていないように見えて、通常のISPに接続する以外にフレッツ・スクエアとかいうのに(http://www.flets/で接続できるあれです)接続するのに2セッション使っていた訳です。
そうなると、PPPoEブリッジのオンオフで問題が解決されるということも理解できます。 
オフの時は、PPPoEブリッジをしなくなるということですので、無線ブロードバンドルーターからの接続がなくなり、2つのセッションが空きます。
ということで、ブロードバンドルーターの方のフレッツ・スクエアへの同時接続をオフにすれば解決するはずです。 

と、ここまでは考えたことで明日試してみないとわからないですが、これが答えのような気がしています。
フレッツ光のマルチセッション数の制限が3だと勘違いしていたとはいえ、それにしても何でこんなに気がつくのに時間がかかったのだろうか。

追記:うまく行きました。

  1. 実のところはオンライン請求用の設定をする以前は、PR-200NEの持つルーター機能を使用し、無線ブロードバンドルーターはハブとして使っていましたが、セキュリティガイドラインとかいうもののために変更しました。 []
  2. そういえば以前予想していたPPPoE接続というのは当たりでした。 []