ブラックで味を占め始めたApple

iPod nanoが発売されたものの・・・

 iPod nanoが発売されました。今回はiPod miniの時のようにカラフルで。

 でも、4 GBのもののみがカラフルで、2 GBはシルバー、8 GBはブラックのみです。ちょっとminiの時のような絶妙な色合いではなくて、特にピンクがどぎついかなぁ?と思いますが、実物を見ていないので光の関係かもしれません。

わはは、スペシャル

 MacBookを発売したとき、Apple Computerのワールドワイドハードウェアプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるデビッド・ムーディ氏はブラックの値段が高いのはスペシャルだからといっています。

「黒いのは高いだって? それはスペシャルだからさ」——MacBookインタビュー

そのときに気づけばよかったのですが、今回のiPod nanoにおいて、より明確にこれからAppleはブラックに付加価値をつけていくつもりなんだという意志が現れているように思えます。

アップルに聞いた、新iPodと映画配信のアレコレ

黒は(もっとも容量の大きい)8Gバイトモデルです。いうなれば“違いのわかるお客様”向けで、実は「MacBook」の黒と非常に似合うデザインになっています。

この記事にも書かれていますように、ホイールが黒いこともその現れでしょう。

I love black!

 実際、私もMacBook KuroとiPod nano 1Gのブラックを持っていますが、引き締まった黒はとても好きです。眞鍋かをりの手に収まっているiPodもとてもクールに見えます。iPodのブラックを出したときに、それが予想以上に売れた(とはいっても数字で示せるわけではありませんが)ことでAppleはかなり味を占めたのでしょうね。