今更ながらほぼ日手帳を買いました。

 昨年ほぼ日手帳を買おうと思っていたら、いつの間にか忘れていました。あの手帳を毎日見ることを日課にしようかと思っています。そうすれば、GTD的になるのかなぁと。GTDまできっちりやるつもりは今のところなぜかありませんので、これがちょうどいいかもしれないと思ったのです。

 ちょっとだけ驚いたのは、Apple製品ほどではないとは思うけれど、粋な化粧箱。そう高いものではないけれども、それでも購入して良かったと思わせてくれます。たぶん、この手帳は特にそうだけれど、ものって買って終わりって言う訳じゃないと思うのですよね。こんだけ良いのだったらほかのものもほしいと思えるようになる。

 パッケージを開いた時に書かれている言葉。

「なんでもない日、おめでとう」という言葉を、
かつて人々は、冗談として聞いたものだ。
しかし、王様も大金持ちも、鼠も孔雀も、恋人たちも、
いちばん欲しいのは、そんな日々じゃないのかね。

<「セフティ・マッチ氏の焚火話」より>

 やはり糸井重里はコピーライターであって、言葉とこころに真摯に向かい合ってきたのだなと思わずにはいられない。言葉とこころに向き合うことは自分自身に向き合うことと等価であるとわたしは思っている。

 さて、今日から始めよう。この手帳の1月2日にはこんな言葉が載っている。

計画を実行したければ、
元旦にスタートを置くなんていう
手ぬるいんじゃなく、
毎朝にスタート・ラインを引くべきだな。

<岡本太郎さんの言葉『TAROのひとこと』より>