iPhoneらしさということ

iPhoneでインストールしたアプリは今のところ駅探の乗り換え案内です。

このアプリはなかなかすばらしいUIで、検索したものよりも前の電車や次の電車を表示するギミックが特にすばらしいと感じました。

このアプリを作成したHMDTで、代表のmkinoさんは7月12日の日記に次のように書かれています。
July 2008 | HMDT Journal

はじめに駅探エクスプレスの開発を打診されたとき、駅探さんに向けてプレゼンテーションを行ったんだけど、そのとき強調したのは「iPhoneらしさ」というものが最も大切だということ。MacやiPhoneといったプラットフォームに向けてソフトを開発するときは、単に機能を実装すればいいという訳ではない。ユーザがどういうシチュエーションで機能にアクセスするかシナリオを想定し、そこに誘導するインタフェースをiPhoneらしさという枠組みの中に落とし込まなくてはいけない。

全くその通りであって、今Crêpeで苦労しているというか、どうしようかなと考えているところの一つがそこです。
どうすればiPhoneらしく、かつ直感的になるか。
そしてどうやったら、少ないステップで、最短経路でやりたいことができるか。

一方でこういった「iPhoneらしさ」というものが全く無視されているアプリはNAVITIMEのアプリです。
GPSが使えるので、auと同様にナビウォークを使おうと思ってダウンロードして起動しようとしたところ、なんと携帯のアプリをそのまま移し替えただけ。
情報を表示するためのWebブラウザもWebKitを使ったものではないようで、もっさりしている。
腹が立って、アンインストールしました。

この乗り換え案内のアプリでこういう表現の仕方もあるよということを教えてもらった気がします。
かなりエネルギーをもらったので、もっともっとUIについていろいろと考えようと思います。