Category Archives: Movie

トウキョウソナタ

恵比寿ガーデンシネマにて、以前から観たかった「トウキョウソナタ」を観てきました。

物語の設定は、どこにでもありそうなごく普通の家族。
物語は父親がリストラされることから始まる。

家では権威主義的に振る舞っている父親も、リストラをされても家族に言えず、毎日スーツを着て仕事に出ていく。
その権威主義の脆さを、家族は、家族であればこそ完全に見抜いてしまう。

そしてリストラを機にどんどんと歯車が狂っていく。
いや、すでに以前から狂っていたのの象徴として、このリストラがモチーフになっているのかもしれない。

どこかで、この映画の核は母親と食事だと書かれていましたが、自分もそんな気がした。

「全てが終わって」戻ってきたときに、「待ってて、今からご飯作るから」と言ったその母親の言葉は、一方では滑稽でもあり、それでもこの家族というものをまとめ上げるのには非常な力を持っている、そんな感じがする。

何か音を立てて崩れるとき、人間はどうしてもそれに抵抗してしまう。
変化が怖いから。
でも、受け入れて、倖せを目指すと心から決めたときに、ようやくそこから今までとは全く違った方向に、とらわれていたときには全く想像も付かなかった方向に、新しく歩んでいける。

するめみたいな映画になりそうです。

Knight Rider 2008 第1話 エンディング?曲

先日Knight Rider 2008の第1話についてお話ししましたが、エンディング?でかかっていた曲が何かなぁと気になっていました。
cocoa*life » Knight Rider 2008 第1話 A Knight In Shining Armor

先ほどようやくわかりました。

Priscilla AhnのI Don’t Think Soという曲です。

ご本人のMySpaceで聞くことができます。
MySpace.com

YouTubeには弾き語りがありました。

A Good Dayというアルバムに収録されています。

A Good Day Priscilla Ahn - A Good Day
アーティスト: Priscilla Ahn
発売日: 2008年6月10日

これですっきりした。

33分探偵

フジテレビでやっていた「33分探偵」最終回のしかも途中から見ただけなんですが、これはおもしろい。

TRICKの後釜を見たような気がしました。

堂本剛扮する主人公の探偵が、「じっちゃんの名にかけて」とあの台詞を言っちゃったのにまず爆笑。

ベイブリッジに巨大な鏡をかけるっていって、銀紙でせっせと作ったとか、ダイイングメッセージの「赤」を勝手に付け足して似顔絵にしちゃったりとかして、爆笑しっぱなしでした。

そうそう、こういうのが見たかったんだよって思って。

これはDVD買っちゃうかもなぁ。

Knight Rider 2008 第1話 A Knight In Shining Armor

iTunes U.S.でKnight Rider 2008の第1話が無料配信されているので早速ダウンロードして観てみました。

いい時代ですね。
海外のものがそのままネットで観られるなんて。
本当にすてきです。

それにしても、Knight 3000はやっぱりダサい。
Knight 2000のボディーでKnight 3000の機能だったらいうことなしだったんですけれど。

英語の理解が追っつかないんで、内容の理解はかなりいまいちでしたが、それなりに楽しめました。
話自体はおもしろそうです。

だから余計にKnight 3000のボディーがねぇ。

それにしても、こういう風にネットで配信されちゃうと本当に電波配信なんて意味がないなぁと思ってしまいますわ。

2008年9月28日 追記
1話無料配信は9月9日からの2週間、23日までの期間限定だったようです。

iPod nano 4GのCM曲

2008年9月9日に発表されたiPod nanoでCMも発表されました。

CMの曲が気になって調べてみたところ、Chairliftというアーティストの「Does You Inspire You」というアルバムに入っている「Bruises」という曲だそうです。

Does You Inspire You
アーティスト: Chairlift
レーベル: Kanine
発売日: 2008年9月30日

Chairlift - Does You Inspire You - Bruises

ワタシは、ワタシを、シアワセにも できる

以前にも紹介した、永作博美さんが出演されている大塚製薬のネイチャーメイドマルチビタミンのCM。

キャッチコピーが好きですね。

ワタシは、

ワタシを、

シアワセにも

できる

ポスターもすてき、CMもすてき。

(マルチビタミンでなるかどうかはわからないですが)今の自分が未来の自分を作っていくっていう、自分自身で倖せにできるんだというメッセージが良いですね。

9月から

あのナイトライダーの新シリーズが始まるみたいですが、Knight 3000はやっぱりあの最高にダサイ、シェルビーマスタングのままみたいですねorz。

Knight 2000は今、見てもミニマムデザインで美しいこととか、やっぱり色々な面でオリジナルを超えるのは無理そうですね(見てないのに文句たれるなという突っ込みが入りそうですが)。
未来のテクノロジーを存分に見せてくれた原作はやはり今でもひかり輝いているように思います。

「ぐるりのこと。」を観ました

映画「ぐるりのこと。」を恵比寿ガーデンシネマで観てきました。
ぐるりのこと。

今日(正確には昨日)は水曜日で男女ともに1,000円で観られる日だったので、何となくよかったです。

個人的には心理学的に突っ込みまくっていくのかなぁと思ったのですが、そうでもなかったのです。
でもそれは映画だから映像から視聴者が読み取ってくれってことなのかもしれません。
淡々と描いているのだなぁと思いました。

ただね、ここまで書いて、日常に本質が現れているのと同じように、淡々と描くことが実は本質を突いているのかもしれないね。
あれだけ長い場面をワンカットで撮っているのがすさまじいと思った。
妥協のなさなんだろうね。

ネタバレをしないように書くのは難しいけれど(できる限りわからないように?書いたつもり)、やっぱりあの場面、台風のあの場面ですよ。
あそこで、ああようやく本音が出てきたなと。

ため込んで、ため込んで、ため込んできた本音がようやく出てきた。

そしてその直前で、翔子さんが、「悲しい?それとも残念?」という問いかけ。
さらにその前での(うろ覚え)「楽しいとか、悲しいとかいってくれる?」という言葉。

たぶんこの二つのことが繋がっていて、「残念」というのと「悲しい」というのとでは自分の入れ込み方が違う。
残念という言葉では、相手が何を考えているのか見えなくなってしまう。
相手のことがわからない、わからない、寂しい。

そしてその本音が出てきたところで、その景色を一緒に見ることができるか?
相手の世界に入っていけるか、それとも逃げるのかが試される、そんな風に私は観ました。

もう一方で、何でこのカットをここにおいたのかという見方をしたのだけれども、まだまだ一回じゃわからなかったな。
映画って何度も観るものじゃないのかもしれないけれど、でも何度も観て、味わいたい気がした。

P.S.
もしかして、こういう感想文って全部が書ける訳じゃないから、何を書いて、何を書かなかったが大事なのか?
ついつい自分は全部を書こうとして破綻してしまう気がする。

For フルーツバスケット

マンガで一番好きなのは間違いなく高屋奈月さんのフルーツバスケットなのですが、昔やっていたアニメはみたことがありません。
みてしまうと、イメージが崩れてしまうかなぁと思って。

フルーツバスケット (1)
著者: 高屋奈月
出版社: 白泉社
発売日: 1999年1月

ただ最近、岡崎律子さんが歌うオープニングの「For フルーツバスケット」を聴きました。
あまりにも歌詞がマッチしているというか、あのマンガの本質を捉えているようで驚きました。
これをみて、少しDVDで見たくなりました。

そして、岡崎律子さんの繊細で透き通った優しい声自体も合っているように聞こえます。

とても嬉しかったよ 君が笑いかけてた

全てを溶かす微笑で

春はまだ遠くて

冷たい土の中で 芽吹くときを待ってたんだ

たとえば苦しい今日だとしても

昨日の傷を残していても

信じたい 心ほどいてゆけると 

生まれ変わることはできないよ だけど変わってはいけるから

Let’s stay togther いつも

僕だけにわらって その指でねぇさわって

望みばかりが果てしなく

やさしくしたいよ

嘆きの海を越えていこう

たとえ苦しい今日だとしても

いつか暖かな思い出になる

心ごと全てなげだせたなら

ここに生きている意味がわかるよ  生まれおちた喜びを知る

Let’s stay togther いつも

たとえば苦しい今日だとしても

いつか暖かな思い出になる

心ごと全てなげだせたなら

ここに生きている意味がわかるよ 生まれおちた喜びを知る

Let’s stay togther いつも

岡崎律子『For フルーツバスケット』

サントラはこちらだそうです。
かなり欲しい。

フルーツバスケット — 四季 —
レーベル: キング
発売日: 2001年10月30日

P.S. 高屋さんが今描かれている、「星は歌う」はまだ読んでいないけれどどうなんだろうなぁ。