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テレビの黄金時代

 久しぶりに、ニコニコ動画でポケビとブラビを観る。

 二つとも、今のJPOPより全然良いような気がするのは私だけでしょうか?年を取っただけ?

 CD全盛時代だった1999年ぐらいまでが、テレビの黄金時代(日テレの黄金時代)だったのかなぁなどと感じます。なんだかんだいって、この頃のテレビは好きです。

 もう一度、復活してくれないかな。

久しぶりに聴き直す

 久しぶりに、iTunesの中に入れてある熊木杏里の曲を全曲シャッフルで再生している。

 彼女を初めて知ったのは、確かたまたまどこかのサイトで「咲かずとて」PVを観た時だと思う。「あなたを愛せない 私はどこへも行けない」という出だしにすさまじい衝撃を受けたと同時に、当時のいろいろな自分の状態を重ね合わせて、すっかり引き込まれてしまった覚えがある。

 久しぶりにデビュー当時のそうした歌を聴くと、彼女の中の暗い闇の部分が見えていて、同時にこれを聴いていた当時の自分の内面も見えてきて。ああ、あの頃は今よりもずっと堕ちていたんだなと感じた。苦しかったんだなぁと思った。

 今の曲を聴くと、確かに昔よりも軽い。軽いのだけれども、彼女が考えなくなったという意味で軽いのではないように見える。いろんな内面をそれでもいいよと一度赦してしまった、そんな身軽さなのかもしれない。

 次のアルバムも楽しみにしている。

おかえりなさいちーちゃん

 6月1日放送の、ミュージックステーションと僕らの音楽で鬼束ちひろが4年ぶりにテレビに戻ってきました。ミュージックステーションでの様子はYouTubeにも上がっているようです。

 おかえりなさいといいたい反面、あの表情を見ていると大丈夫かなぁと心配にもなりました。まだ治っていないのじゃないかなぁと思えるようなそんな雰囲気。治っていないのならゆっくり静養してもらっていいと思うのだけれど、もし歌うことで治ることにつながるのであればそれもそれでいいと思う。

 僕らの音楽では短いながらもいろいろな心境を語ってくれました。

  • タレント活動的なことをやらないといけないのが辛かった。
  • 生きているのが辛かった。
  • 小林武史にあって鬱積しているといわれて悔しかったから「everyhome」を書いた。
  • 昔書いた歌が上手く歌えなくて、とても心苦しい。
  • 今はとても自信がない。

 正直、今までの歌を歌っても素人がカラオケを歌ったようになっています。僕らの音楽では「流星群」を歌っていましたが、ただ音を追っているだけになってしまって、力強さが感じられない。それでも、だんだんあとの方になっていくとよくなっているのは確かなので、ある程度歌い込めば戻ってくるでしょう。

 そんな状況ですが、そんな状況であればこそ今もただ待つということが大切でしょう。彼女ほどの天才はそうそういないのですから。最近出た曲を見てもそれは遺憾なく発揮されているように思います。アルバム、とても期待しています。

 ちなみにPVはこちら。

 
 
 Yahooには、インタビューも載っています。
Yahoo!ミュージック – ミュージックマガジン – 鬼束ちひろ「聴いてくれる人はもういないんじゃないかと思った」

さよなら、カスラック!!!という希望

EMI Music、GoogleおよびYouTubeとライセンス契約を締結
 どんどん世界は進みます。

 素晴らしいのはここ。

これに関連して、EMI、YouTube、Googleの3社は、こうしたユーザーが作成したビデオコンテンツの中でEMIの著作物を利用する際のビジネスモデルを共同開発することで合意した。その手段の1つとして、EMIは同社の著作物がYouTubeの中でどのように使用されているかを確認するためにYouTubeのコンテンツ管理ツールを使用し、これらのコンテンツから収益を得て、所属アーティストに支払いを行なう。これらのツールはEMIの著作物が違法に扱われた場合にYouTubeから削除する場合にも使用されることになっている。

 技術をユーザーを縛るために使うのではなく、アーティストに還元する方向に使う。かなり感動してしまいました。

 先日のiTunesのDRMなし版であるiTunes Plusでは、海外のEMIだけ対応するのかと思いきや、日本のEMIも対応したので(値段が高いのはあれですが・・・)もしかしたらのもしかしたらと期待をしてしまいます。これが実現すると、アーティストにほぼ直接お金が行くようになるので、カスラックがまさに骨抜きになります(といいつつ、カスラックは管理料と称してYouTubeに請求しようとするのは目に見えていますが・・・)。なので、この状況を打開するためにも日本のEMIには頑張ってほしいなぁと思います。

 とにかく、あんな悪徳企業はなんとしてもつぶさないといけない。創造的破壊が必要です。AppleがMDに向けたこのキャッチコピーを餞(はなむけ)に。

Hello YouTube. Goodbye JASRAC.

c00d2751エラーでGyaoが見られない問題とeveryhome

GyaO、鬼束ちひろや柴咲コウ、茅原実里などの新曲ビデオクリップを配信

 ということで、鬼束ちひろさんの「everyhome」を見ようと思ったのですが、スクリプトエラー(c00d2751)が発生しまして見られませんでした。

 ググってみてもなかなかよい答えは見つからなかったのですが、なんとなくC:\Documents and Settings\All Users\DRMのフォルダの中身をキレイさっぱり消してみたらどうだろうか?と思いまして、やってみました。

 無事に見られるようになりました。

everyhome
アーティスト: 鬼束ちひろ
レーベル: ユニバーサル・シグマ
発売日: 2007年5月30日

 3曲目の「秘密」を初めて聴きました。メロディーというか詩を音に乗せて歌うような(意味わかりますか?)あまりメロディーって感じではないです。不思議ですね。やっぱり歌詞が最高にいいです(3曲どれも)。本当に素晴らしい。以前は抽象的だったといわれてますが、別に毎回抽象的なわけでもなかったわけだし、抽象具象というのが問題なのではないので。まあ、批判したい人はなんだって批判するしね。「everyhome」も「MAGICAL WORLD」も名曲だと思いますよ。一日経って改めて聴いてみると、「秘密」実はかなりいいかも。

だけど今は蝶になって
その凍えた愛に舞う
見破られてしまうけれど
全てをもう手放しているの

(略)

信じて行くための覚悟
ああ 私に奇跡を

鬼束ちひろ『秘密』

 PVなかなかよいですよ。淡々と歌う。でも、なんだか取り憑かれているような・・・。PVなんだけどPVというかライブな感じがしましたね。心が伝わってくる。

堀江里沙「まごころ」

 mixiを見ていて、たまたま堀江里沙という人がオススメということで、iTunesで試聴してみました。

まごころ 堀江里沙 - まごころ
堀江里沙
発売日: 2006年10月4日

  1. まごころ
  2. 弱者と敗者
  3. 後悔
  4. グッバイレター
  5. 一人だけど独りじゃない
  6. ふたりのまま
  7. 綺羅星
  8. 遠雷
  9. メトロ
  10. 幸花
  11. ナチュラリー
  12. ありがとう

 これはすごいなー。とまずは感心。かなり興味を持ちました。歌唱力がかなりあります。そして、音も澄んでいてマスタリングがいいことが容易にわかります。

 iTunesだとアルバムで1,500円なんですが(125円/曲)、CDは2,500円。かなり迷って、iTunesで買いました。

 びっくりですよ。すごいです。悲痛な叫び、狂気満載です。でも、狂気のなかに救いがあるんですね。鬼束ちひろのように。鳥肌もんです。こういうのが一番好き。iTunesで買ってしまいましたが、歌詞が見たかったのでCD自体を買った方が良かったと後悔。買い直そうかな。今ヘビーローテーションしているのは「メトロ」です。最初聞いたとき、涙が出ました。

 たとえば、「弱者と敗者」の歌詞。

弱者と敗者

どこか引用しようかと思ったんですが、全部がすごすぎて、狂気で一部分は無理。

 でも、また歌詞で取り上げるかもしれません。

Apple Store(Japan)

熊木杏里「風の中の行進」

「窓絵」と「咲かずとて」を知ったときに鳥肌が立ちました

 先日も資生堂のCMでちらっと書きましたが、熊木杏里さんの3rd Album「風の中の行進」が発売されました。

風の中の行進
風の中の行進 熊木杏里 - 風の中の行進
熊木杏里
レーベル: キングレコード
発売日: 2006年9月21日

  1. それぞれ
  2. 一期一会
  3. 風の記憶
  4. 明け方の操縦士
  5. 戦いの矛盾 (album version)
  6. 囃子唄 (album version)
  7. 流星 (album mix)
  8. 天命
  9. ノラ猫みたいに
  10. 顕微鏡
  11. しんきろう (album version)

 熊木杏里さんを知ったのは2年以上前だったと思います。当時はアルバムの殺風景が出てしばらく音沙汰がない状態だったかな?

殺風景
殺風景
熊木杏里
レーベル: バップ
発売日: 2003年3月26日

  1. 夢見の森
  2. 窓絵
  3. やすり
  4. りっしんべん
  5. わちがひ
  6. ル・ラララ
  7. 咲かずとて
  8. 殺風景
  9. 今は昔
  10. 二色の奏で
  11. 二人の会話
  12. 寿
  13. 心の友~WiLSON~

全体的にメロディーが軽快になったような気がする

 全体的にメロディーが軽快になって、すごく楽しい雰囲気が出ています。「殺風景」の頃から考えるとあり得ない感じ(笑)。今回、熊木さんは今まで後ろ向きだったことに気づいたので、前向きに作ったとの旨を話したそうですが、全くその通りになっています。が、軽快になったからといって、内容が薄っぺらくなったということではありません。深い内容は相変わらずだと思います。

「ノラ猫みたいに」が一番のお気に入りかも

 この文章を最初に書いたときは、聴き始めたばかりの時だったのですが、「ノラ猫みたいに」が一番好きでした。今でももちろん好きなのですが、他の曲もお気に入りになったということです。

 彼女がタイトル候補に「ノラロック」を選んだのも、この曲に一番期待しているというのもわかる気がしました。下に記す二つの部分の歌詞がお気に入りです。

好きなものは好きで 嫌なものは嫌で
きっと それがいつか ぼくを導いてくれるから

熊木杏里『ノラ猫みたいに』

心を打ちやぶって 情熱をつかまえて
悲しい約束は 叶わないほうがいい
気ままなふりして 守るもの守って
ちょっとくらい斜にかまえて 宇宙ごとたぶらかす

熊木杏里『ノラ猫みたいに』

 特に「好きなものは好きで 嫌なものは嫌で」というのと「気ままなふりして 守るもの守って」部分。先日書いたように自分が大事だと思うものを大切にするというようなそんな雰囲気というか、イメージがして、共感しました。

 好きなのは、M1, M3, M7 – 10ですが、そのほかの曲もそれぞれにいい味を出す、スルメだと思います。全部書いているときりがないので、楽曲個別ごとの感想は書きません。

いい意味での自己中

 アルバム全体に、いい意味での自己中といいますか、あるがままでいいじゃないというメッセージが伝わってきます。きっと、そういうことに彼女自身も気づいてそういう曲ができてきたのではないか?と勝手に類推します。

「新しい私になって」は発売されるみたいですよ

 話題の「新しい私になって」はフル楽曲になって11月22日に発売されるようです。

Kingrecords Webcommunication>熊木杏里

Apple Store(Japan)

最近書いてない

 ちょっと色々と忙しかったということもあり、最近、更新ができていません。そろそろ復帰したいなぁと考えています。

 これからも私が感じたこと、思ったことを綴っていきたいと思います。

最近購入した本 & CD(Sep. 7 2006)

暗号解読読了!

 ようやく、サイモン・シンの「暗号解読」は読み終わりました。電車の中だけで読んでいたのでやっぱり時間がかかりますね・・・。

 レビューはそのうち書くつもりです。

暗号解読 − ロゼッタストーンから量子暗号まで
著者: Simon Singh
ページ数: 509ページ
出版社: 新潮社
発売日: 2001年7月31日

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あなたの好きな音楽を: Pandora

 すっかりご無沙汰してしまいました・・・。

音楽好きですか?

 まだ聴いたことのない音楽を知るのはとても楽しいことだと思います。

 でも、やっぱり誰にも好みはありますよね。

 自分の好みの曲でまだ知らない曲を聴いてみたい。そんな願望を叶えてくれる素敵なサービスがあります。

Pandora

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